こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、「Officeソフト」の背景の削除と「ペイント3D」のマジック選択(画像の切り抜き)の手順を解説します!
友人に出す💌お手紙をWordで作成します。
彼女が好きなお花の写真から🌸お花だけ切り抜いて挿絵にしたいのですが…?
背景の削除や画像の切り抜きという方法があります!
実は、Word・Excel・PowerPoint・Outlook共通の機能で「背景の削除」があります。
専門の画像編集ソフトは必要ありませんか?
Officeソフトでも「😲そこまでできるの!」と、驚かれる方も多いですね。
もう一つ、Windows に標準インストールされています「ペイント3D」も、画像の切り抜きができます。
それでは、今回の授業は次の2つの作品の作成手順を追いながら解説します。
- Officeソフト共通の機能「背景の削除」で切り抜いた🌸お花を挿絵に、オリジナル便箋を作成!
- ペイント3D「マジック選択」で、切り抜いた画像と背景を別々に保存することで「バーチャル🍎リンゴ狩り」!
作品作りがんばります!
完成が楽しみです♪
Word・Excel・PowerPoint・Outlook 共通の『背景の削除』手順
背景の削除は、画像編集ソフトをお持ちでなくても、Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint・Outlook)でもできます。
Officeソフト共通の機能ですので、今回はWord画面で解説しつつオリジナルの便箋を作成したいと思います!
【完成図】
- 背景を削除したい画像を、任意のフォルダー(今回は「ピクチャ」フォルダー)に用意します。
ちなみに、今回用意した画像の🌸お花は「スイフヨウ|酔芙蓉」といいまして、朝に白く咲き夕方に向かうにつれ紅くなる様子を、お酒に酔っていくことに例えられています。
- Wordに画像を挿入します。
次の箇所を順に🖱クリックしましょう。●[挿入]タブ ➡[図]グループ ➡[画像]の[画像の挿入元|このデバイス…]
- 「画像の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、次の操作で画像を挿入します。
1⃣ 画像を用意してあるフォルダーを🖱クリック
2⃣ 用意しておいた画像を🖱クリック
3⃣[挿入]を🖱クリック
- 挿入された画像を🖱クリックで選択してから、次の箇所を順に🖱クリックします。
●[図ツール|書式]タブ ➡[調整]グループ ➡[背景の削除]
- 画像内の 薄紫色の領域 が背景の削除となります。
一旦自動で判別されますので、「保持する領域」と「削除する領域」を🖱クリックして🖊ペンを持ち替えながら、🖱クリックや🖱ドラッグでマークしていきます。●[背景の削除]タブ ➡[設定し直す]グループ ➡[保持する領域としてマーク]、または[削除する領域としてマーク]細かい箇所は画面右下にある「ズームスライダー」で表示を拡大すると、マークしやすくなります。
- 背景の削除を完了しましょう。
●[背景の削除]タブ ➡[閉じる]グループ➡[✔変更を保持]を🖱クリック
元に戻すこともできます。
●[背景の削除]タブ ➡[閉じる]グループ➡[全ての変更を破棄]を🖱クリック
- ここまでで「背景の削除」は完了しています。
けれども元の画像の範囲が余白となって残りますので、次の操作で余白をトリミングして画像を🌸お花だけの扱いやすい状態にしましょう。
1⃣ 画像を🖱クリックして選択
2⃣[図ツール|書式]タブ ➡[サイズ]グループ ➡[トリミング]を🖱クリック
3⃣ 太線のハンドルを画像の近くまで🖱ドラッグ
4⃣ 最後にもう一度、[トリミング]を🖱クリックして完了
- もしも画像を自由に動かせないときは、[文字列の折り返し]を[前面]*にします。
*[前面]の他、[行内]でなければ自由に動かせますので、用途に合わせて選択しましょう。●[図ツール|書式]タブ ➡[配置]グループ ➡[文字列の折り返し]の[前面]
できないときの対処方法を解説しています。
「図として保存」する方法を解説しています。
「画像とグリッド線を印刷」してオリジナル便箋に仕上げましょう!
画像の「複製」「拡大・縮小」「移動」
背景の削除をした花の画像を使用して、オリジナル便箋に仕上げていきたいと思います。
◆ 次の3つのいずれかの方法で、画像を複製します。
● Ctrlを押しながら🖱ドラッグする
● 🖱クリックで選択してから、Ctrl+Dを押す(←オススメ)
◆ 画像を拡大・縮小、移動など、お好みの大きさと配置にします。
ショートカットキー Ctrl+Dの授業です。
「グリッド線を印刷」する方法
便箋にはノートのようなグリッド線があった方がいいですよね。
◆ グリッド線の表示方法です。
けれども、このグリッド線は印刷することができません…。
印刷プレビューで見ても真っ白、、です😞
けれども大丈夫!
👇罫線を使用してグリッド線を印刷する方法をご紹介します。
- ページの最後まで、 Enterを押して改行します。
- 次の2つのどちらかの方法で、「すべて選択」します。
●[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[選択]➡[すべて選択]を🖱クリック
● Ctrl+Aを押すショートカットキー Ctrl+Aの授業です。
- 次の箇所を順に🖱クリックして、「線種とページ罫線と網掛けの設定」ダイアログボックスを表示します。
●[ホーム]タブ ➡[段落]グループ ➡[罫線]の右[∨]➡[線種とページ罫線と網掛けの設定]
- 線種とページ罫線と網掛けの設定の[罫線]タブ内で次の5つの設定をします。
1⃣[罫線なし]を🖱クリックして、罫線のないまっさらな状態にします。
※罫線がまったくない状態、または残したい罫線がある場合は🖱クリックしなくても大丈夫です。
2⃣ 設定対象を[∨]を🖱クリックして[段落]にします。
3⃣ 線の「種類」「色」「太さ」をお好みで設定しましょう。
4⃣ 横線となる3つのボタンを🖱クリックします。
5⃣[OK]を🖱クリックします。
- 便箋の完成です!
[背景の削除]コマンドボタンの右隣りにあります[修正][色][アート効果]で、画像の修整やデザインも🖱クリックで簡単にできます。もしも思ったデザインにならなかったときは、 Ctrl+Zを押すたびに1手順ずつ戻れますのでどんどん挑戦しちゃいましょう!
ショートカットキー Ctrl+Z と Ctrl+Y の授業です。
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「ペイント3D」の『マジック選択』で〝切り抜いた画像〟と〝背景〟を別々に保存できる!
Windowsに標準でインストールされている『ペイント3D』では、「マジック選択」機能を使用することで背景の削除だけでなく、切り抜いた画像と背景を別々に保存できます。
この機能を利用して、「バーチャル🍎リンゴ狩り」をしながら機能を学んでいきましょう!
リンゴの木の画像からリンゴを切り抜いて、「🍎リンゴ」と「🌳木」を別々の画像として保存したいと思います。
- 「ピクチャ」フォルダーなど、任意の箇所にリンゴの木の画像を用意してペイント3Dで開きます。
1⃣ リンゴの木の画像を🖱右クリック
2⃣ 表示されたメニュー内[プログラムから開く]>
3⃣[ペイント3D]を🖱クリック
- 一番手前の🍎リンゴを切り抜きたいと思います。[マジック選択]を🖱クリックします。
- 「○」ハンドルを内側に🖱ドラッグ、🍎リンゴに焦点を当てて、[次へ]を🖱クリックします。
- 切り抜く領域が一旦自動で判別されます。
「切り抜く領域に追加」と「切り抜く領域から削除」を🖱クリックして🖊ペンを持ち替えながら、画像の領域を🖱クリックや🖱ドラッグでマークしていきます。
細かい箇所は、[+]で表示を拡大するとマークしやすくなります。
[背景のオートフィル]の「✓」チェックは入れておきましょう。
(※背景のオートフィルについては、次の手順で解説します。)
切り抜きの領域が決まりましたら、[完了]を🖱クリックします。
- リンゴの画像を🖱ドラッグで移動してみましょう。
ここで、[背景のオートフィル]の「✓」チェックの有無の違いが表れます。
- 切り抜いた「🍎リンゴ」と、背景の「🌳木」を別々の画像として保存していきます。
「🍎リンゴ」の画像を選択した状態で、[切り取り]を🖱クリック、またはCtrl+Xを押して切り取ります。〝コピペ〟ならぬ〝カトペ!?〟Ctrl+Xの授業です。
- 新規作成画面を、次の2つのどちらかの方法で表示します。
●[メニュー]➡ 切り替わった画面の[新規作成]の順に🖱クリック
● Ctrl+Nを押すあっという間に「NEW!」 Ctrl+Nの授業です。
- 「作業内容を保存しますか?」とダイアログボックスが表示されます。
[保存]を🖱クリックすると、背景の「🌳木」の画像が保存され、新規作成画面が表示されます。
- 新規作成画面に、次の2つのどちらかの方法で切り抜いた「🍎リンゴ」の画像を貼り付けて任意の大きさにしましょう。
●[・・・](他のオプションを表示ボタン) ➡[貼り付け]の順に🖱クリック
● Ctrl+Vを押すこれぞ定番パソコン技!〝コピペ〟
Ctrl+CとCtrl+Vの授業です。
- 「🍎リンゴ」の画像を保存します。
次の2つのどちらかの方法で保存画面を表示しましょう。●[メニュー]➡ 切り替わった画面の[名前を付けて保存]➡[画像]の順に🖱クリック
● Ctrl+Sを押す ➡ 切り替わった画面の[画像]を🖱クリック保存を〝うっかり〟忘れないために…
Ctrl+Sの授業です。
- 表示された画面では、画像の種類の選択や各種調整ができます。
今回は画像の種類を、写真でよく使用されます「JPEG(画像)」にしました。[保存]を🖱クリックすると、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが表示されます。
保存先を選択(今回は「ピクチャ」フォルダー)してファイル名を「リンゴ」と入力、最後に[保存]を🖱クリックします。
- 画像を保存したフォルダーを開いてみましょう。
切り抜いた「🍎リンゴ」と、背景の「🌳木」を別々の画像として保存でき「バーチャル🍎リンゴ狩り」大成功です!
まとめ
今回の授業は、「Officeソフト」の背景の削除と「ペイント3D」のマジック選択(画像の切り抜き)の手順を解説しました!
次の2つの作品を作成しました。
- Officeソフト共通の機能「背景の削除」で切り抜いた🌸お花を挿絵に、オリジナル便箋を作成!
- ペイント3Dの機能「マジック選択」を使用して、切り抜いた画像と背景をそれぞれ別々に保存することで「バーチャル🍎リンゴ狩り」!
便利なショートカットキーも各機能でご紹介しましたので、ぜひ作業のショートカット(近道)にお役立ていただければ幸いです。
背景の削除は、Word・Excel・PowerPoint・Outlook共通の機能です。
マジック選択も、Windows に標準インストールされていますペイント3Dで画像編集ソフトに近い切り抜きができます。
👇〝スクショ〟した画像も、背景の削除・マジック選択できますよ♪
😄ご受講お疲れさまでした!
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