こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、Word・Excel・PowerPointで“ふりがな(ルビ)”を付ける方法をやさしく解説します。
読み間違いを防ぎ、資料の読みやすさをぐっと高める便利ワザを一緒に身につけましょう。

私の名前、よく読み間違えられるんです…。
資料でも漢字の読み方を誤解されてしまって困っていて…。
何か良い方法はありませんか?

ありますよ。
実は、Word・Excel・PowerPointには“ふりがな(ルビ)”を自動で付けられる機能があるんです。
初心者さんでもすぐ使えますよ。

そんな便利な機能があるんですね!
でも、アプリごとに操作が違うと難しそう…。

大丈夫。私はパソコン指導歴20年以上で、初心者さん向けに“つまずかない順番”で教えるのが得意なんです。
今回の授業では、
『Word・Excel・PowerPointでふりがなを付ける・編集する・消す方法を、最短で理解できるように1つにまとめて』解説しています。

それなら安心して受講できそうです。
受講するとどんな良いことがありますか?

ふりがなを付けられるようになると、
- 読み間違いを防げる
- 相手に“伝わる資料”が作れる
- 名前・専門用語・英語にも応用できる
など、資料の質が一気に上がりますよ。

なるほど…! じゃあ、結局どうすればいいんですか?

結論はシンプルです。
“アプリに合わせた最適な方法でふりがなを付ける”
これだけで、読みやすくて誤解のない資料が作れます。
今回の授業で、今日からすぐ使えるようになりますよ。
Wordで『ふりがな・ルビ』をふる・編集・削除
Wordでは、選択した文字列や文書全体に対して、[ルビ]ボタンを🖱️クリックするだけ で、簡単にふりがな・ルビを付けることができます。
明治時代の日本の活版印刷では、「ふりがな」には7号活字(約5.25pt)が使われていたそうです。
イギリスから輸入された5.5ptの活字が、宝石名にならって「ルビー」と呼ばれていたことから、7号活字に近いサイズの「ルビ活字」で付けられた文字を「ルビ」と呼ぶようになったと言われています。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「ルビ」
Word:『ふりがな・ルビ』を付ける基本操作
- ふりがな・ルビを付けたい 文字列 または 文書全体 を選択します。
<Wordで文書内を選択する方法>
1⃣ 文字列を選択する…文字列を🖱️ドラッグ*
*ドラッグとは…マウスの左ボタンをクリックしたまま動かすことです。
2⃣ 一行を選択する…左余白を🖱️クリック
3⃣ 複数行を選択する…左余白を🖱️ドラッグ
4⃣ 文書全体を選択する…ショートカットキー Ctrl+A を押す
- 次の順に🖱️クリックします。
●「ホーム」タブ ➡「フォント」グループ ➡[ルビ]

- 「ルビ」ダイアログボックスが表示され、Wordが一旦 自動でふりがな・ルビを付けてくれます。
内容を確認し、問題なければ[OK]を🖱️クリックします。
- ふりがな・ルビを付けることができました。

読みが間違っていたり、ひらがなの一部にまでふりがなが付いてしまうことがあります。
👇次の項目で 編集方法 を見ていきましょう。
Word:思い通りの『ふりがな・ルビ』に編集する
ふりがな・ルビは、🖱️クリックだけで簡単に設定できます が、そのままだと、ひらがなにもふりがなが付くなど、意図しない状態になることがあります。
Wordでは、ふりがな・ルビについて、次の6項目を編集できます。
| 編集箇所 | 内 容 |
|---|---|
| 対象文字列 | ふりがな・ルビを付ける対象文字列を、1文字単位で設定できます。 |
| ルビ | 対象文字列ごとに、実際に表示するふりがな・ルビを設定します。 |
| 配置 | 対象文字列の幅を基準に、ふりがな・ルビの配置を設定します。 |
| オフセット | 対象文字列とふりがな・ルビの間隔を調整します。 |
| フォント | ふりがな・ルビのフォント(書体)を設定します。 |
| サイズ | ふりがな・ルビのフォントサイズを設定します。 |
それでは、「ルビ」ダイアログボックスを表示して、6つの編集項目を順に確認していきましょう。
対象文字列
対象文字列の設定では、「漢字」などふりがな・ルビを 付けたい部分 と、「ひらがな」など 付けたくない部分 を分けて指定します。

ルビ
ルビの設定では、 対象文字列に対応する ふりがな・ルビを入力し、 不要な部分は削除 して整えます。

配置
配置の設定では、対象文字列の 幅を基準 に、ふりがな・ルビの配置を次の5種類から選択します。
● 均等割り付け1
● 均等割り付け2
● 左揃え
● 右揃え
見た目の違いは小さく見えても、全体の印象はかなり変わります。

オフセット
オフセットの設定では、ふりがな・ルビと対象文字列との 間隔を調整 します。
読みやすさやバランスを見ながら、適切な間隔に整えましょう。

フォント
フォントの設定では、ふりがな・ルビの フォントを選択 します。
対象文字列とは異なるフォントにする ことで、表現にアクセントを付けることもできます。

サイズ
サイズの設定では、ふりがな・ルビの フォントサイズを指定 します。
対象文字列とは別のサイズにできる ため、見やすさ・読みやすさを調整できます。
※ここでは、対象文字列のサイズ:20ptに対する比較例を使用しています。

デフォルト(既定)のルビ設定 と、「ルビ」ダイアログボックスで調整した後 の状態を比べてみると、仕上がりの印象が大きく変わることが分かります。
このように、細かな部分まで編集することで、思い通りのふりがな・ルビに整えられます。
小さな違いですが、 こだわると納得の仕上がりになりますよ。
Wordのフォント設定&スタイル活用術をやさしく解説。
Word:『ふりがな・ルビ』を解除する方法
ふりがな・ルビの解除は、「ルビ」ダイアログボックスから簡単に行えます。
- ふりがな・ルビを解除したい 文字列 または 文書全体 を選択します。
- 「ルビ」ダイアログボックスを表示して、次の順に🖱️クリックします。
●[ルビの解除]➡[OK]

- これで、ふりがな・ルビを解除できます。

Excelで『ふりがな・ルビ』を表示・編集・非表示
Excelでは、選択したセルやワークシート全体に対して、[ふりがなの表示/非表示]ボタンを🖱️クリックするだけ で、ふりがな・ルビを表示できます。
Excel:『ふりがな・ルビ』を表示する方法
- ふりがな・ルビを表示したい セル または ワークシート全体 を選択します。
<Excelでワークシート内を選択する方法>
1⃣ セルを選択する…セルを🖱️クリック
2⃣ 行を選択する…行番号を🖱️クリック(複数行の場合は🖱️ドラッグ)
3⃣ 列を選択する…列番号を🖱️クリック(複数列の場合は🖱️ドラッグ)
4⃣ ワークシート全体を選択する…全セル選択ボタン or Ctrl+Aを押すExcelで Ctrl+A を押したときに選択
される範囲には、少し特徴があります。
- 選択できたら、次の順に🖱️クリックします。
●「ホーム」タブ ➡「フォント」グループ ➡[ふりがなの表示/非表示]

- ふりがな・ルビが表示されました。

Excelでは、入力時に使用した文字が、そのままふりがな・ルビとして使われます。
👇次の項目で 編集方法 を見ていきましょう。
並べ替えの結果が大きく変わります。
Excel:思い通りの『ふりがな・ルビ』に編集する
ふりがな・ルビは、 ボタンを🖱️クリックするだけで表示 できますが、入力時の文字がそのままふりがな・ルビになるため、意図した読みになっていない場合もあります。
Excelでは、ふりがな・ルビについて、次の9項目を編集できます。
| 編集箇所 | 内 容 | |
|---|---|---|
| ふりがなの編集 | ふりがな・ルビを直接編集できます。 | |
| ふりがなの設定 | 以下の8項目は、「ふりがなの設定」ダイアログボックスで設定します。 | |
| ・種類 | 「ひらがな」「全角カタカナ」「半角カタカナ」から選択 | |
| ・配置 | 対象文字列を基準に「左寄せ」「中央揃え」「均等割り付け」「指定なし」から選択 | |
| ・フォント名 | ふりがな・ルビのフォントを選択 | |
| ・スタイル | 「標準」「斜体」「太字」「太字 斜体」から選択 | |
| ・サイズ | サイズを選択 or 手入力 | |
| ・下線 | 「なし」「下線」「二重下線」から選択 | |
| ・色 | ふりがな・ルビの色を選択 | |
| ・文字飾り |
「取り消し線」「上付き」「下付き」から選択 | |
それでは、対象のセルを選択して、ふりがな・ルビの9つの編集項目を順に見ていきましょう。
ふりがなの編集
ふりがなの編集では、ふりがな・ルビを 直接修正 できます。
- 次の順に🖱️クリックします。
●[ふりがなの表示/非表示]ボタンの右側の[∨]➡[ふりがなの編集]

- ふりがな・ルビが 編集可能な状態 になります。
←→キーで対象文字列を切り替えます。
- 必要な箇所を修正 し、Enterキーで確定します。

ふりがなの設定
ふりがなの設定では、「ふりがなの設定」ダイアログボックスを開き、「ふりがな」タブで2項目、「フォント」タブで6項目を設定します。
次の順に🖱️クリックします。

「ふりがな」タブ|種類
「種類」では、ふりがな・ルビの文字種を次の3つから選択します。
● 全角カタカナ
● 半角カタカナ

「ふりがな」タブ|配置
「配置」では、対象文字列を基準にした文字の配置を、次の4つから選択します。
● 中央揃え
● 均等割り付け
● 指定なし

「フォント」タブ|フォント名
「フォント名」では、ふりがな・ルビのフォントをリストから選択します。
対象文字列とは別のフォント にすることで、表現の幅を広げられます。

「フォント」タブ|スタイル
「スタイル」では、ふりがな・ルビのフォントスタイルを次の4つから選択します。
● 斜体
● 太字
● 太字 斜体

「フォント」タブ|サイズ
「サイズ」では、ふりがな・ルビのサイズをリストから選択するか、直接入力します。
対象文字列とは異なるサイズにする ことで、見やすさ・読みやすさを調整できます。
※ここでは、対象文字列のサイズ:20ptに対する比較例を使用しています。

「フォント」タブ|下線
「下線」では、ふりがな・ルビに付ける下線を次の3つから選択します。
● 下線
● 二重下線

「フォント」タブ|色
「色」では、ふりがな・ルビの色をパレットから選択します。
対象文字列とは別の色にする ことで、強調度合いを調整できます。

「フォント」タブ|文字飾り
「文字飾り」では、ふりがな・ルビに取り消し線を設定できます。

● 上付き…「上付き文字」のことで、例として「X2」などがあります。
● 下付き…「下付き文字」のことで、例として「H2O」などがあります。
「ふりがなの設定」ダイアログボックスでは 設定できません が、よく似た「セルの書式設定」ダイアログボックスでは 設定可能 です。

Excel:『ふりがな・ルビ』を非表示にする方法
ふりがな・ルビの非表示は、 設定と同じボタン から簡単に行えます。
- ふりがな・ルビを非表示にしたい セル または ワークシート全体 を選択します。
- 次の順に🖱️クリックします。
●「ホーム」タブ ➡「フォント」グループ ➡[ふりがなの表示/非表示]

- これで、ふりがな・ルビを非表示にできます。

Excel関数でふりがな・ルビを表示する『PHONETIC関数』
Excelでは、「PHONETIC(フォネティック)関数」を使って、 別のセルにふりがな・ルビを表示する ことができます。
- ふりがな・ルビを表示したいセルを選択します。
- [関数の挿入]ボタンを🖱️クリックします。
- 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されたら、「関数の検索」に〝pho〟と入力します。
(大文字・小文字どちらでもOK) - [検索開始]を🖱️クリックします。
- 「関数名」に〝PHONETIC〟が表示されるので、[OK]を🖱️クリックします。
- 「関数の引数」ダイアログボックスで、ふりがな・ルビを表示したい 対象文字列のセルを🖱️クリック します。
- 「OK」を🖱️クリックします。
- これで、ふりがな・ルビが 別セルに表示 されました。
表示されたふりがなについては、 フォント・サイズ・色などを自由に変更できます。
- デフォルト(既定)では「全角カタカナ」で表示されます。
「ひらがな」「半角カタカナ」に変更したい場合は、ふりがなのセルではなく、対象文字列のセルを選択して「ふりがなの設定」ダイアログボックスで変更します。

PowerPointで『ふりがな・ルビ』をふる・編集・削除
PowerPointには、WordやExcelのような、ふりがな・ルビを 自動で付ける専用機能はありません。
しかし、いくつかの工夫によって、ふりがなのような表現を再現することができます。
ここでは、テキストボックスを使って、 思い通りの「ふりがな・ルビ」を設定・編集する方法 をご紹介します。
PowerPoint:『ふりがな・ルビ』を付ける方法
- ふりがな・ルビ用のテキストボックスを挿入するために、次の順に🖱️クリックします。
●「挿入」タブ ➡「テキスト」グループ ➡[テキストボックス]

- ふりがな・ルビを付けたい文字列の上に、テキストボックスを描画します。
左上から右下に向かって🖱️ドラッグ*するのがコツです。
*ドラッグとは…🖱️マウスの左ボタンを押したまま移動することです。
- テキストボックス内に、 ふりがな・ルビを入力すれば完成 です。

テキストボックスを使っているため、ふりがな・ルビにも通常の書式設定を適用できます。
👇次の項目で 編集方法 を見ていきましょう。
PowerPoint:思い通りの『ふりがな・ルビ』に編集する
テキストボックスを使用しているため、「ホーム」タブの「フォント」グループと「段落」グループの書式設定で、ふりがな・ルビを自由に編集できます。
ここでは、次の6つの項目を使って調整していきます。

| 編集箇所 | 内 容 |
|---|---|
| 1⃣ フォント | ふりがな・ルビのフォント(書体)を設定します。 |
| 2⃣ フォントサイズ | ふりがな・ルビのフォントサイズを設定します。 |
| 3⃣ フォントスタイル | ふりがな・ルビに太字・斜体・下線・文字の影を設定します。 |
| 4⃣ 取り消し線 | ふりがな・ルビに取り消し線を設定します。 |
| 5⃣ 文字の間隔 | ふりがな・ルビの文字間隔を調整します。 |
| 6⃣ 文字の配置 | ふりがな・ルビの配置(左揃え・中央揃え・右揃え・両端揃え・均等割り付け)を設定します。 |
それでは、テキストボックスを選択して、6つの編集項目を順に確認していきましょう。
フォント
フォントの設定では、ふりがな・ルビの フォントをリストから選択 します。
対象文字列とは異なるフォントにする ことで、デザイン性を高めることができます。

フォントサイズ
フォントサイズの設定では、ふりがな・ルビの サイズをリストから選択する か、 手入力で指定 します。
対象文字列とは別のサイズにする ことで、見やすさやバランスを調整できます。
※ここでは、対象文字列のサイズ:60ptに対する比較例を使用しています。

フォントスタイル
フォントスタイルの設定では、ふりがな・ルビに次の4種類のスタイルを適用できます。
● 斜体
● 下線
● 文字の影

取り消し線
取り消し線の設定では、ふりがな・ルビに 取り消し線を付ける ことができます。
強調や修正の表現として活用できます。

文字の間隔
文字の間隔の設定では、ふりがな・ルビの文字間隔を次の5種類から選択します。
● 狭く
● 標準
● 広く
● より広く

文字の配置
文字の配置の設定では、テキストボックスの幅を基準に、ふりがな・ルビの配置を次の5種類から選択します。
● 中央揃え
● 右揃え
● 両端揃え
● 均等割り付け

PowerPoint:『ふりがな・ルビ』を解除する方法
ふりがな・ルビを解除したい場合は、テキストボックスを削除すればOKです。
対象のテキストボックスを🖱️クリックで選択し、Deleteキーを押します。
を徹底解説している授業はこちら。
まとめ
今回の授業は、Word・Excel・PowerPointで“ふりがな(ルビ)”を付ける方法をやさしく解説しました。
読み間違いを防ぎ、資料の読みやすさをぐっと高める便利ワザを一緒に身につけました。
ふりがな・ルビは「ひらがな」だけでなく、「カタカナ」や「英語」にも付けられます。
資料の読みやすさがぐっと上がる便利な機能です。
👇Excelでは、目的に合わせて次の2つを使い分けましょう。
● 別のセルに表示したいとき…PHONETIC関数
名前のふりがなを「正式な読み方」だけでなく、ちょっとした“ニックネーム”にしてみるのも楽しい使い方ですね。
😄ご受講お疲れさまでした!
• 図解が豊富で初心者でもわかりやすい
• ショートカットや便利技も充実
• Office 2024とMicrosoft 365の両方に対応
ルビの使い方だけでなく、資料作成・データ整理・プレゼン作成までトータルで役立ちます。
「ひとまず1冊持っておきたい!」という方におすすめです。






コメント