こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、『クイック設定』を開くショートカットキー Windowsキー+A をご紹介します!
さらに、クイック設定の機能とその活用方法を分かりやすく解説します。

Windowsキーというのは、基本的にキーボードの左下あたりにあるWindowsロゴのついたキーのことです。
このキーを押すだけで「スタートメニュー」が開きます。

へぇ~、便利ですね!
では、 Windowsキー+A を押すと、 どんな機能が使える んですか?

Windowsキー+A を押すと、『クイック設定』という便利なメニュー が開きます。
ここからWi-Fiのオン・オフ、音量の調整、画面の明るさの変更などが一瞬でできるんですよ。
Windows 10では A は “Action Center(アクションセンター)” の略で、通知やクイック操作パネルを開くショートカットでした。
でも、Windows 11ではアクションセンターが廃止されて、A はもう略語としての意味はなくなったんです。

えっ、そんな便利な機能があるんですね!
今まで設定を開いて一つずつ変更していたので、時間がかかっていました。

そうですよね。多くの方が、設定変更に手間取ってしまいます。
でも、ショートカットキーを使えば、 作業効率がぐんと上がる んです。
例えば、集中モードを使えば通知を簡単にオフにできるので、作業に集中したいときにも便利ですよ。

なるほど!💻パソコン操作をもっとスムーズにできそうです。

そうなんです!
しかも、Windows 11ではこの『クイック設定』がシンプルになり、より使いやすくなりました。
今回の授業では、初心者でも分かりやすいように、 Windowsキー+A の使い方 や 便利な活用術 を詳しく説明していきます。
一緒に学んで、 💻パソコンをもっと快適に 使いこなしましょう!
に選択できる便利なショートカットキーです。
[Windows]キー +[A]:ウィンドウズ キー・エー
『クイック設定』を開く
Windowsキー+A を押すと、『クイック設定』が開きます 。
💻パソコン画面の右側に表示されるこのメニューからは、Wi-Fiのオン・オフ、音量の調整、画面の明るさの変更など、よく使う設定をすばやく切り替えることができます。
Windows 10では「アクションセンター」が開き、画面の右側にシステムやアプリからの通知(上部)と、各種設定をすぐに操作できるクイックアクション(下部)が表示されていました。
一方、Windows 11ではこの機能が分割され、通知は『通知センター』へ移行。
Windowsキー+N を押すと、『通知センター』と『カレンダー』が表示 されるようになっています。
タスクバー*の右端、「システムトレイ」に注目しましょう。
Wi-Fi、音量、バッテリーのアイコンのエリアを🖱クリックすると、クイック設定がすぐに開きます。
*タスクバーとは…画面一番下にある[スタート]ボタンやアイコンが並んでいる棒状の領域です。

クイック設定でできること
『クイック設定』は、 💻パソコンの基本的な設定を素早く変更できる便利な機能 です。
通常、設定画面を開いて操作するのは時間がかかりますが、クイック設定を使えば ワンタッチで設定変更 が可能です。
クイック設定に表示される項目 は、💻パソコンの機種や搭載されている機能によって異なります。
👇特に以下のような項目を簡単に切り替えられます。
Wi-Fiのオン・オフ
Wi-Fiを使ってインターネットに接続するときに、 一瞬でオン・オフの切り替え ができます。
Wi-Fiとは、インターネットにワイヤレスでつなぐための仕組みです。
手順
- Windowsキー+A を押します。
- クイック設定にある[Wi-Fi]アイコンを🖱クリックします。
青く光っていれば「オン」、グレーなら「オフ」です。
- オンにすると、すでに接続したことのあるWi-Fiで、パスワード(暗号化キー)が登録されていれば、そのまま自動でつながります。
初めて使うWi-Fiに接続したいときは、Wi-Fiアイコンの右にある「>」(矢印)、「Wi-Fi接続の管理」を🖱クリックしましょう。
近くにあるWi-Fiの一覧が表示され、 使いたいネットワークを選んで接続 できます。
パスワードの入力を求められた場合は、Wi-Fiルーターに記載されている「暗号化キー」を入力し、[接続]を🖱クリックするとインターネットに接続できます。
- オフにすると、Wi-Fiの接続が切断されます。
システムトレイのアイコンが変わるので、現在の接続状態をすぐに確認できます。
仕事や外出先でWi-Fiを切り替えるとき に、とても便利な機能です!
最大10GbpsのWANポートを搭載し、最新のWi-Fi 7技術により高速かつ安定した通信が可能。複数の周波数帯を同時利用できるMLO技術で、通信速度と安定性が向上します。
• 強力なメッシュWi-Fi機能
親機・子機・中継機として利用できるメッシュ機能を搭載し、家全体に安定したWi-Fi環境を提供。広い家や複数階の住宅でも快適にネット接続が可能です。
• 簡単設定&信頼性の高いAtermブランド
設定がシンプルで初心者でも扱いやすく、Atermシリーズならではの安定した通信品質を実現。IPv6対応で混雑の少ない高速通信も確保します。
Bluetoothの接続管理
Bluetoothを使って ワイヤレスイヤホンやキーボード、マウスを簡単に接続 できます。
Bluetoothとは、近くのデバイス(=機器)と無線でデータをやりとりする技術です。
手順
- Windowsキー+A を押します。
- クイック設定にある[Bluetooth]アイコンを🖱クリックすると、オン・オフが切り替わります。
青く光っていれば「オン」、グレーなら「オフ」です。
-
Bluetoothアイコンの右にある「>」(矢印)、「Bluetoothの管理」を🖱クリックすると、検出されたBluetoothデバイスが一覧表示されますので、 接続したいデバイスを🖱クリック し、「接続」を選びます
💡一度ペアリング(機器どうしをつなぐ作業)したデバイスは、次回以降は自動で接続されることが多いです。
「Bluetoothがオンになっていない」「相手デバイスが接続待ち状態でない」「電源が切れている」などが原因のことがあります。
👇以下を確認してください
● 相手のBluetooth機器の電源が入っているか
●「ペアリングモード」になっているか(例:イヤホンなどの機器で、ボタン長押しなど)
Bluetooth対応の機器を使っている なら、ここから接続すればスムーズに操作できます!
夜間モード
💻パソコンを夜に使っていて、画面がまぶしいと感じたことはありませんか?
そんなときに便利なのが、「夜間モード(Night light)」という機能です。
夜間モードをオンにすると、画面の色味が 暖かいオレンジ系 に変わり、 ブルーライトを軽減 できます。
これにより、目の負担が減ったり、寝る前の作業でも睡眠の質に影響しにくくなったりと、うれしい効果が期待できます。
手順
- Windowsキー+A を押します。
- クイック設定にある[夜間モード]アイコンを🖱クリックすると、オン・オフが切り替わります。
青く光っていれば「オン」、グレーなら「オフ」です。
- [⚙️]すべての設定から下記の順番に🖱クリックして詳細設定も可能です。
●「システム」➡「ディスプレイ」➡「夜間モード」
「夜間モードの設定」画面では、 自動でオン・オフするスケジュール も設定可能です。
例えば、「夕方18時〜朝7時まで自動でオン」にすれば、毎日切り替える必要がなくなります。
ちょっとした工夫で💻パソコン作業がグッと快適になりますので、 夜の作業が多い方 は、ぜひ一度お試しください!
アクセシビリティ
「アクセシビリティ」は、 画面の見やすさや使いやすさをサポートする便利な機能 がまとめられた項目です。
特に、文字が見づらい・操作がしにくいと感じている方におすすめです。
手順
- Windowsキー+A を押します。
- クイック設定にある[人のマーク]のアイコンを🖱クリックすると、 以下のような補助機能 をすぐにオン・オフできます。
青く光っていれば「オン」、グレーなら「オフ」です。
● 拡大鏡:画面を拡大して表示し、文字やアイコンを見やすくします。
● カラーフィルター:色の見え方に配慮し、画面の色合いを調整します(色覚の補助に便利)。
● ナレーター:画面上の文字や操作を音声で読み上げてくれます。
● モノラルオーディオ:左右の音を1つにまとめて、片耳のイヤホンでも聞き取りやすくします。
● ライブキャプション:動画や音声の音声内容をリアルタイムで文字にして画面に表示します。
● 固定キー機能:ShiftやCtrlなどのキーを押し続けなくても、1回の押下で有効になるようにします。
• 文字が小さくて見えづらいと感じる方
• 色のコントラストが気になる方
• 音声でサポートしてほしい方
「アクセシビリティ」を使えば、 自分の見え方・聞こえ方・操作のしやすさに合わせて、💻パソコンの使い心地を整えることができます。
が開き、より詳しいカスタマイズが可能になります。
画面の明るさ調整
💻パソコン画面の明るさは、状況に応じて調整すると 目の負担が減ります 。
クイック設定から簡単に変更できます。
手順
- Windowsキー+A を押します。
- 「明るさ調整バー」を左右に動かして、好みの明るさに変更します。
暗い部屋では明るさを下げたり、屋外で見やすくするために明るさを上げたり できますよ!
音量の変更
スピーカーやイヤホンの 音量をすばやく調整 できます。
動画視聴やオンライン会議の際に便利です。
手順
- Windowsキー+A を押します。
- 「音量調整バー」を動かして、音の大きさを変更します。
💻パソコンのスピーカーの音が 小さすぎたり、大きすぎたりするとき に、ここからすぐに調整できます!
その他、よく使われる機能を紹介
クイック設定では、以下のような機能も簡単にアクセスできます。
● 飛行機モード:Wi-FiやBluetoothを一括でオフにする省電力モードです。
● 画面のキャスト:パソコン画面をテレビや外部ディスプレイにワイヤレスで表示できます。
● 位置情報:位置情報のオン・オフを切り替えて、地図アプリなどに活用できます。
● モバイルホットスポット:パソコンのネット回線をほかのデバイスと共有できます。
● 電源設定:電源モードを「最適なパフォーマンス」や「省電力」などに切り替えられます。
ご利用の💻パソコンによっては、表示されない項目もありますが、どれも日常的に使うことが多い便利な機能なので、 Windowsキー+A で素早くアクセスして活用しましょう!
クイック設定のカスタマイズについて
Windows 11 24H2では、クイック設定の編集機能が廃止され、 すべての機能が一覧表示される仕様 になりました。
そのため、カスタマイズはできませんが、 スクロール機能が追加 されたため、画面に表示されていない機能も簡単に確認できます。
[Windows]キー +[A]を押しても反応しない場合の対処法
クイック設定を開くショートカットキー Windowsキー+A が効かないときは、次のことを確認してみましょう。
キーボードのWindowsキーが正常に動作しているか確認
- キーボードの Windowsキー 単体を押して、スタートメニューが開くか試してみましょう。
- スタートメニューが開かない場合は、キーボードの接続がゆるんでいる、または故障している可能性があります。
➡ USB接続のキーボードなら一度抜き差ししてみると改善することがあります。
パソコンを再起動して、一時的な不具合を解消
- スタートメニューから「電源」→「再起動」を選びます。
- 再起動後にもう一度 Windowsキー+A を押してみてください。
一時的なエラーでキー操作が受け付けられない場合、再起動で改善することが多いです。
Windowsのアップデートを確認し、最新の状態にする
- スタートメニューを開き、「設定」(歯車のアイコン)を🖱クリックします。
または、ショートカットキー Windowsキー+I を押すと、 設定画面がすぐに開きます 。
- 左のメニューで「Windows Update」を選びます。
- 「更新プログラムの確認」を🖱クリックし、更新があれば適用してください。
古いバージョンのWindowsでは、一部のショートカットキーが正しく動作しない場合があります。
そのときは、🖱マウス操作で、Wi-Fi、音量、バッテリーのアイコンのエリアを🖱クリックして開きましょう。
Windowsキー+Iの機能と使い方を解説する授業です。
まとめ
今回の授業は、『クイック設定』を開くショートカットキー Windowsキー+A をご紹介しました!
さらに、クイック設定の機能とその活用方法を分かりやすく解説しました。
Windowsキー+A を活用すれば、Wi-Fiのオン・オフ、音量調整、画面の明るさ変更など、 日常的な設定を瞬時に切り替えられます 。
Windows 11では、よりシンプルで使いやすくなった『クイック設定』が導入され、初心者でも簡単にカスタマイズ可能です。
今回の授業を参考に、あなたの💻パソコンをもっと便利に使いこなしましょう!
😄ご受講お疲れさまでした!
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