今回授業は、『すべて選択』のショートカットキーCtrl+Aのご紹介です!

Aは“All”を意味します。全部ということですね!

たとえば、文書内のたくさんの文字や、フォルダの中の複数のファイルをすべて削除するために、DeleteやBack spaceを連打していませんか?

連打しています!😅
文字やファイルを2~3個ほど🖱ドラッグで選択してから、消したりもしていますけれど…。

Ctrlを押しながらAを押すことで、文書内やフォルダ内のすべて選択できます!
続いて、DeleteまたはBack spaceを押すことで、一度に削除できます!

これは簡単にスッキリしますね!
Ctrl+A:コントロール・エー
文書全体の文字を消したいとき
- Ctrlを押しながらAを押すと、文書全体が選択されます。
- DeleteまたはBack spaceを押すとすべて消せました!
フォルダの中身をすべて削除したいとき
- Ctrlを押しながらAを押すと、フォルダの中のファイルすべてが選択されます。
- DeleteまたはBack spaceを押すとすべて消せました!
「やっぱり消したくない!」と思ったとき
もしも、「やっぱり消したくない!」と思ったときは、
すぐにCtrlを押しながらZを押すと元に戻りますので安心してください。

『元に戻す』Ctrl+Zについて詳しくはこちらをご覧ください。☟
番外編:Excelの[Ctrl+A]の特徴
Excelでも、もちろんCtrl+Aは使えます。
Excelならではの特徴がありますのでご紹介します!
アクティブセルの位置によって選択範囲が変わる
セルとは、たくさんあるマス目のことで、
アクティブセルとは、セルの中でも入力できる状態のセルをいいます。
■データが入力されているセルを選択してCtrlを押しながらAを押すと、
データが入力されている領域まで選択されます。

■ データが入力されていないセルを選択してCtrlを押しながらAを押すと、
データのある、ないの区別なくすべての領域が選択されます。

■ DeleteまたはBack spaceを押すと、選択された範囲を消せます!

Excelの[すべて選択]ボタン
Excelには、左上に[すべて選択]ボタンがあります。
ここを🖱クリックすることでも、ボタンの名前どおりすべての領域を選択できます。

まとめ
今回ご紹介した方法のほかにも、例えばメールソフトの受信トレイなどでも使えます。
■ 各トレイ内のメールをすべて削除する手順
- 各トレイ内のメール一覧の中から、1通のメールを🖱クリックして選択
- Ctrl+Aですべて選択
- DeleteまたはBack spaceを押す
この手順で一度に削除することができます。
もしも、間違って削除してしまった場合は、
メールは“削除済みアイテム”など、ゴミ箱のフォルダにいったん入りますので、
そこからドラッグ・アンド・ドロップで、元のフォルダに戻せば大丈夫です!
■ドラッグ・アンド・ドロップとは…
マウスの左ボタンを🖱クリックしたまま移動して、目的の位置で手を離すことです。
Ctrl+Aは、「削除」ばかりではなく、
Ctrl+Aですべて選択してから、「移動」や「コピー&貼り付け」などでも使うと、
作業効率UPとなりますよ!
『切り取り(カット)』と『移動』のショートカットキーCtrl+Xについて詳しくはこちらをご覧ください。☟
『コピー』Ctrl+Cと『貼り付け(ペースト)』Ctrl+Vについて詳しくはこちらをご覧ください。☟
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