こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、ショートカットキー Ctrl+ [ / Ctrl+ ] のご紹介です!
Ctrl+ [ (始め大括弧、始め角括弧)、または Ctrl+ ] (終わり大括弧、終わり角括弧)を押すことで、ショートカット(近道)できる機能をご紹介します。
[ と ] は、どのように入力するのですか?
[ と ] は、 Enterキーの左隣に上下に並んでいます。
全角入力では、 「 (始めかぎ括弧)と 」 (終わりかぎ括弧)が入力され、半角入力では、 [ と ] になります。
どんなアプリで使え、機能にはどのようなものがありますか?
4つのアプリで、次の機能をショートカットできます。
• Word、PowerPoint、Outlook:フォントサイズを1ポイントずつ変更する
• Excel:参照セルを選択する
参照セルとは、Excelで数式や関数の計算に使用される特定のセルのことです。
フォントサイズの変更を、1ポイントずつ調整できるは便利ですね♪
Excelで参照セルの位置がすぐに分かるというのも、数式をよく扱う方にとって〝かゆい所に手が届く機能〟ですね!
にしています。どうぞご活用ください。
Word / ワード:フォントサイズを変更
[Ctrl]+[ [ ]:フォントサイズを「小さく」する
Wordで文字列を選択してCtrl+ [ を押すと、押すたびに1ポイントずつフォントサイズを小さくします。
[Ctrl]+[ ] ]:フォントサイズを「大きく」する
Wordで文字列を選択してCtrl+ ] を押すと、押すたびに1ポイントずつフォントサイズを大きくします。
Excel / エクセル:参照セルを選択
[Ctrl]+[ [ ]:「直接参照している」セルを選択する
Exceで Ctrl+ [ を押すと、数式が直接参照しているセルが選択されます。
これは、数式内で直接使用されているセルを素早く見つけるのに役立ちます。
図で具体例を確認してみましょう!
- 表のセル番地「E2」には数値「12」が表示されていますが、実際にはSUM関数(足し算の関数)「=SUM(B2:D2)」が入力されています。
「=SUM(B2:D2)」は、『B2~D2を足し算しますね!』という意味です。
- セル番地「E2」を選択して Ctrl+ [ を押します。
すると、数式に使用しているセル番地「B2」「C2」「D2」を選択します。
数式が多く複雑な表ほど、セル間の相互関係を把握するのが難しくなります。
そのような場合、この機能を活用することで、数式の修正や確認が容易になり、効率的に作業を進めることができます。
➡ 関数の使い方の基本とSUM関数です。
[Ctrl]+[ ] ]:「直接参照されている」セルを選択する
Exceで Ctrl+ ] を押すと、数式で直接参照されているセルが選択されます。
図で具体例を確認してみましょう!
- 表のセル番地「E2」には数値「12」が表示されていますが、実際にはSUM関数(足し算の関数)「=SUM(B2:D2)」が入力されています。
セル番地「B2」には、数式ではなく、そのまま表示されている「1」が入力されています。
- セル番地「B2」を選択して Ctrl+ ] を押します。
すると、数式に使用されているセル番地「E2」を選択します。
セル番地「E2」には「=SUM(B2:D2)」が入力されており、「B2」「C2」「D2」を参照していますので、セル番地「C2」「D2」でも Ctrl+ ] を押すと「E2」を選択します。
このショートカットキーを押しても、表のデータや数式は一切変更されませんので、Excelの関数や数式の仕組みを学ぶ際に、安心して確認できる便利な機能です。
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PowerPoint / パワーポイント:フォントサイズを変更
[Ctrl]+[ [ ]:フォントサイズを「小さく」する
PowerPointで文字列を選択してCtrl+ [ を押すと、押すたびにフォントサイズを小さくします。
Wordのように1ポイントずつではなく「24・20・18・・・」というように、既定の間隔で変更されます。
- 元のフォントサイズです。
- プレースホルダーやテキストボックス内の一部の文字列を選択してCtrl+ [ を押すと、選択された文字列のみフォントサイズが小さくなります。
- プレースホルダーやテキストボックスの枠を選択してCtrl+ [ を押すと、全体的にフォントサイズが小さくなります。
[Ctrl]+[ ] ]:フォントサイズを「大きく」する
PowerPointで文字列を選択してCtrl+ ] を押すと、押すたびにフォントサイズを大きくします。
Wordのように1ポイントずつではなく「24・28・32・・・」というように、既定の間隔で変更されます。
- 元のフォントサイズです。
- プレースホルダーやテキストボックス内の一部の文字列を選択してCtrl+ ] を押すと、選択された文字列のみフォントサイズが大きくなります。
- プレースホルダーやテキストボックスの枠を選択してCtrl+ ] を押すと、全体的にフォントサイズが大きくなります。
Outlook / アウトルック:フォントサイズを変更
[Ctrl]+[ [ ]:フォントサイズを「小さく」する
Outlookで文字列を選択してCtrl+ [ を押すと、押すたびに1ポイントずつフォントサイズを小さくします。
[Ctrl]+[ ] ]:フォントサイズを「大きく」する
Outlookで文字列を選択してCtrl+ ] を押すと、押すたびに1ポイントずつフォントサイズを大きくします。
Outlookの各機能における編集画面で、機能を利用することができます。
詳細は下図をご参照ください。
まとめ
今回の授業は、ショートカットキー Ctrl+ [ / Ctrl+ ] のご紹介でした!
機能をおさらいしましょう。
アプリ | ショートカットする機能 |
---|---|
Word | フォントサイズを1ポイントずつ変更 |
PowerPoint | フォントサイズを変更 |
Outlook | フォントサイズを1ポイントずつ変更 |
Excel | 参照セルを選択 |
フォントサイズを1ポイントずつ変更できる機能は、文字列が「あと少しで1行にちょうど収まる」というような微妙な調整が必要な場面で非常に重宝します。
Excelにおける参照セル選択機能は、特に大規模なデータセットを扱う際、入力内容の確認やエラーセルの発見が容易になり、日常的な作業から複雑なトラブルシューティングまで、幅広い場面で活用できます。
これらの機能を活用することで、日常的な文書作成や表計算作業の効率が大幅に向上しますので、ぜひ、これらのショートカットキーを覚えて、作業スピードアップにつなげていただけましたら幸いです。
😄ご受講お疲れさまでした!
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