今回の授業は、ショートカットキーCtrl+Uのご紹介です。
ソフトウェアごとに、次の3つの機能があります。
- ウェブブラウザー
『ウェブページのソースコードを表示する』 - Word|Excel|PowerPoint|Outlook
『選択した文字列に下線を引く』 - Outlook
『メールを未読にする』

Uは、Word|Excel|PowerPoint|Outlookの、『選択した文字列に下線を引く』では、“Underline”を、Outlookの『メールを未読にする』では、“Unread”を意味します。

Wordなどの画面の上部にあるリボンに、「B」「I」「U」と並んでいますけれど、どれもCtrlと一緒に使うことで、ショートカットキーとなるのですね♪


ウェブブラウザーの『ソースコード』とは何ですか?

ズバリ!ウェブページの正体です!!🕵
人間の世界は、私たちが使う「日本語」をはじめ、たくさんの言語がありますね。

「英語」「イタリア語」「中国語」など、たくさんありますね。

パソコンの世界にも、たくさんの言語があります。
ウェブページも、基本的に「HTML」という言語が使われています。
表示や動作についての指示が書かれていて、これを『ソースコード』と呼びます。
“百聞は一見に如かず”ごくごく基本を書いてみませんか?

本当ですか!? 初心者にも書けるなら、やってみます♪
Ctrl+U:コントロール・ユー
ウェブブラウザー:ウェブページのソースコードを表示する
ウェブブラウザーの閲覧画面で、Ctrlを押しながらUを押すと、
閲覧中のウェブページのソースコードを表示します。
ウェブページの舞台裏です。😅なんか、すごいことになっていますね。
次の項で、簡単に解説します!
ページ内を🖱右クリック
➡ Google Chrome|Firefox:「ページのソースを表示」を🖱クリック
Microsoft Edge:「ページのソース表示」を🖱クリック

ソースコードとは
ソースコードをCtrl+Uでご覧いただきますと、英語のような文字がズラ~ッと並んでいて、
初めて見ると驚かれると思います。😲
これが、ウェブページの正体です!🕵
基本的に、「HTML」という“マークアップ言語”というものを使用します。
ソースコードには、表示の約束事や表示方法、別ファイルを読み込むための情報など、
様々なことが記載されています。
🤡お化粧にたとえますと、すっぴんの状態からメイクアップして、
使用している化粧品のメーカーや、原料までが分かる…というくらい、情報が詰まっています!
簡単なソースコードを書いてみましょう!
ソースコードを書くことを「コーディング」といいます。
コーディングができるようになるには、学習が必要です。
けれども、ごくごく基本でしたら、初心者の方でもできますよ!
それに、特別にソフトを用意する必要もありません。
下記に手順を解説しますので、一緒に体験してみましょう♪
- Windowsに標準で入っている「メモ帳」を使います。
画面左下「スタートボタン」の右にある『🔎ここに入力して検索』に、
“メモ帳”と入力して、Enterを2回押すと起動します。 - 今回は、次の内容でウェブページを作成したいと思います。🍛
ページタイトル 今日の晩御飯! 見出し1 美味しいカレーの作り方 見出し2 材料 本文 次の材料を用意しましょう。 リスト ・お肉
・じゃがいも
・にんじん
・たまねぎ - 完成すると、このようになります!
- それでは、コーディングしていきます。
下図のとおりに入力しましょう。
- 名前を付けて保存します。
ちなみに、F12を押すとすぐに、「名前を付けて保存」ダイアログボックスが起動します!
【ファンクションキー『後編』】F11・F12の機能!Fnキーとは?
1.保存場所は、分かりやすいようにデスクトップにしましょう。
2.ファイル名は、アルファベットでつけます。
今回は、「delicious-curry.html」としましょう。ファイル名の末尾を、「.txt」➡「.html」とすることで、ウェブページ用のファイルとなります。
3. [文字コード]は、「UTF-8」にします。
4.「保存」を🖱クリックします。
- デスクトップに、ご自身のパソコンで普段使用する設定になっている、
ウェブブラウザーのアイコンができています。
🖱ダブルクリックしましょう!
ウェブブラウザーが起動して、下図のように表示されたら完成です!
今回作成しました「HTMLファイル」は、これだけではインターネットに公開されません。
他にも必要なコーディングをしてから、
ウェブページなどを管理する、「ウェブサーバー」へアップロードすることで公開されます。
■アップロードとは…インターネット上の場所、今回ですと「ウェブサーバー」へファイルを送信することです。
☟こちらは当教室サイトも利用している、おすすめの「レンタルウェブサーバー」です。
ウェブページの作成に興味を持たれましたら、
基礎部分の学習が無料でできる有名なサイトが2つありますのでご紹介します。☟
Word:選択した文字列に下線を引く
Wordで文字選択をして、Ctrlを押しながらUを押すと、選択した文字列に下線を引きます。
- 文字を入力します。
- 🖱ドラッグして、文字列を選択します。
■ ドラッグとは…マウスの左ボタンを🖱クリックしたまま動かすことです。
✔カーソル「|」からShift+← →の矢印キーを押しても、文字列を選択できます!
- Ctrl+Uを押します。下線が引けました!
もう一度、Ctrl+Uを押すと下線を解除できます。
文字選択をして、
[ホーム]タブ ➡[フォント]グループ ➡[下線]を🖱クリックします。
ここで、下線のスタイル・色の変更もできます。

Excel:選択した文字列に下線を引く
Excelで文字選択をして、Ctrlを押しながらUを押すと、選択した文字列に下線を引きます。
Wordとは、少し違った操作が必要となります。
- 文字を入力します。
- セルを選択して、Ctrl+Uを押します。セル内のすべての文字列に下線を引きます!
- 文字列の部分的に下線を引きたいときは、
まず、セルを🖱ダブルクリック、または、F2を押して、セル内にカーソル「|」を置きます。
そして、🖱ドラッグ、または、Shift+← →の矢印キーを押して、
文字列を選択してからCtrl+Uを押すと、部分的に下線が引けます。もう一度、Ctrl+Uを押すと下線を解除できます。
文字選択をして、
[ホーム]タブ ➡[フォント]グループ ➡[下線]を🖱クリックします。
セルの書式設定ダイアログボックスを起動すると、
[フォント]タブ内で、下線のスタイル・色の変更もできます。

PowerPoint:選択した文字列に下線を引く
PowerPointで文字選択をして、Ctrlを押しながらUを押すと、選択した文字列に下線を引きます。
プレースホルダー内のすべての文字列、または、部分的に下線を引けます。
■ プレースホルダーとは…文字列や図、グラフなどを挿入する領域です。
- 文字を入力します。
- プレースホルダーを選択して、Ctrl+Uを押します。
プレースホルダー内のすべての文字列に下線を引きます!
- 文字列の部分的に下線を引きたいときは、
🖱ドラッグ、または、Shift+← →の矢印キーを押して、
文字列を選択してからCtrl+Uを押すと、部分的に下線が引けます。もう一度、Ctrl+Uを押すと下線を解除できます。
文字選択をして、
[ホーム]タブ ➡[フォント]グループ ➡[下線]を🖱クリックします。
フォントダイアログボックスを起動すると、下線のスタイル・色の変更もできます。

Outlook:選択した文字列に下線を引く/メールを未読にする
選択した文字列に下線を引く
Outlookでメールの作成中に、文字選択をして、Ctrlを押しながらUを押すと、
選択した文字列に下線を引きます。
- 文字を入力します。
- 🖱ドラッグして、文字列を選択します。
■ ドラッグとは…マウスの左ボタンを🖱クリックしたまま動かすことです。
✔カーソル「|」からShift+← →の矢印キーを押しても、文字列を選択できます!
- Ctrl+Uを押します。下線が引けました!
もう一度、Ctrl+Uを押すと下線を解除できます。
文字選択をして、
[メッセージ]タブ ➡[フォント]グループ ➡[下線]を🖱クリックします。
ここで、下線のスタイル・色の変更もできます。

メールを未読にする
Outlookのビュー内の既読のメールを選択して、Ctrlを押しながらUを押すと、
選択したメールを未読にします。
フォルダーウィンドウで選択したフォルダーの中身が、一覧で表示されます。
■フォルダーウィンドウとは…
「受信トレイ」「送信トレイ」など、用途に分かれたフォルダが格納されています。
画面構成・各部名称について詳しくはこちらをご覧ください。☟
- 届いたメールで「未読」のものは、表示が“太字”になっています。
- 🖱クリックすると、メールを読むことができます。
表示は“通常”となって「既読」を表します。
- Ctrlを押しながらUを押すと、表示が“太字”、すなわち「未読」に戻り、
あとからゆっくりメールを読みたい時などの、👀目印となります。
まとめ
今回の授業は、ショートカットキーCtrl+Uのご紹介でした。
ソフトウェアごとに、次の3つの機能があります。
- ウェブブラウザー
『ウェブページのソースコードを表示する』 - Word|Excel|PowerPoint|Outlook
『選択した文字列に下線を引く』 - Outlook
『メールを未読にする』
ホームページ作成の基本もご紹介しました!
ソースコードをコーディングするのは、難しいですね…。😅
けれども実は、HTMLなどのプログラミングの知識をお持ちでなくても、
ホームページ・ビルダーを使うと、Wordで文章作成や図の配置をするように、
初心者の方でもホームページの作成ができるんです!
私も、初めてのホームページ作成は、ホームページ・ビルダーでした!
自分の作成したホームページが、初めてインターネット上に表示されたときの感動は、
今でも、とても覚えています。
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