こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、「図の選択・移動」ができなくて困ったときの『オブジェクトの選択と表示』3つの対処法を解説します!
Word・Excel・PowerPointで、背面にある図を移動や削除したいとき、その図を選択できなくて困ったことはありませんか?
「選択できる図」と「選択できない図」があって、無理に動かそうとすると思ってもいない別のものが動いて困ってしまいます…😅
どうにかできませんか?
実は、今回の授業「オブジェクトの選択」を実践しますと、図を自由に選択・配置できるようになり、デザイン力もUPしますよ!
なぜなら、図の配置のしくみが理解できるからです。
今回は「図の選択ができないときの3つの対処法」と、「複数の図をまとめて〝一括選択〟する方法」をご紹介します♪
もうこれからは、🖱クリック連打でつかめない図と格闘しなくてすみますね♪
〝図の選択ができない〟ときの3つの対処法
図は「オブジェクト」ともいいまして、次のように11種類あります。
どれもこれからご紹介する方法で「選択」した後に、「移動」 「削除」できます。
もしも、使われたことのない図の種類がありましたら、ぜひ試されることをお勧めします。
〝表現の幅〟も広がって、〝新しいアイデア〟も湧きやすいですよ!
図の種類 | 説明 |
---|---|
表 | 列数と行数を自分で決めて挿入できます。 情報を整理して表現できます。 |
画像 | 写真や絵などです。 |
図形 | ○ △ ▢ などの基本的なものから、矢印や吹き出しなどもあります。 |
アイコン | それだけで意味が伝わりやすい表現豊かな絵です。 |
3Dモデル | 回転して角度を変えることができる3Dの図です。 |
SmartArt | 組織図や手順など、図形を組み合わせて表現したものです。 |
グラフ | 縦棒グラフや横棒グラフなど、Excelのみならず、WordやPowerPointでも使用できます。 |
スクリーンショット | パソコンの画面を写真で撮影したような画像にできます。 【スクリーンショット】パソコン画面を撮る!Windowsスクショ方法7種類 |
テキストボックス | 文字列を入力できる箱で、文書の行に束縛されることなく文字を配置できます。 【テキストボックス】Officeソフト共通|透明・行間・縦横…使い方8種類を解説! |
クイックパーツ | デザインされたパーツを挿入して使えます。 自作したパーツを登録することもできます。 |
ワードアート | 文字列を図のように扱えます。 デザインも既存のスタイルから自分用にカスタマイズできます。 |
[Tab]キーで図を選択する方法
下図は、ちょっと見えづらいですけれども……👀💦
上から [文字列]➡[図形]➡[画像]➡[テキストボックス] の順で重なっています。
文字列の背面にある図を、せま~い文字の間の行間から🖱クリックできることもあります。
けれども下図のように、びっしりと〝文字列が最前面〟にある場合🖱クリックは難しいですよね。
- そこで、図の一部分でも🖱クリックできる箇所があれば、まず一つ図を選択します。
*マウスポインターとは…マウス操作で動く矢印で、状況によって「I」や「+」などの形になります。
-
次に、 Tabキーを押してみましょう。
押すたびに、文書内にある画像を順に選択していきますので、背面にある図も簡単に選択できます。
図は選択されると、枠に白い丸「○」ハンドルが付いて選択された目印になります。
「オブジェクトの選択」で図を囲んで選択する方法
図のどの部分もまったく🖱クリックできない場合は、「オブジェクトの選択」を使いましょう。
- 「オブジェクトの選択」コマンドボタンの位置は、アプリごとに次の箇所を順に🖱クリックします。
● Word・PowerPoint
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[選択]➡[オブジェクトの選択]
● Excel
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[検索と選択]➡[オブジェクトの選択]
- 図を選択します。
マウスポインターを左上から右下に🖱ドラッグ*するのが〝コツ〟です。
*ドラッグとは…マウスの左ボタンを🖱クリックしたまま移動することです。
このとき、完全に囲まれた図のみ選択されますので、選択したい図をすべて囲むように🖱ドラッグするのがポイントです。
-
最背面にあるテキストボックスを選択できました。
「オブジェクトの選択と表示」で図を一覧から選択する方法
図のどの部分も全く🖱クリックできないし、大きな図の背面に小さな図がかくれるなど、どこにあるのか見えない場合は、「オブジェクトの選択と表示」を使いましょう。
- 「オブジェクトの選択と表示」コマンドボタンの位置は、アプリごとに次の箇所を順に🖱クリックします。
● Word・PowerPoint
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[選択]➡[オブジェクトの選択と表示]
● Excel
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[検索と選択]➡[オブジェクトの選択と表示]
- 「選択」ウィンドウが表示されて、文書内のオブジェクト=図が前面(上)から重なり順に一覧で表示されます。
- 「画像」が「プレゼント」の背面にかくれて、どこにあるのか見えません……。
次の方法で「画像」の位置を確認できます。1.「選択」ウィンドウの中の、「画像」を🖱クリックします。
2.「プレゼント」の背面にある、「画像」が選択されました。
- 「画像」の位置を確認できても🙈見えません……。 見えるようにしてみましょう!
1.「選択」ウィンドウの中の、「プレゼント」の右にある[👁]の形のアイコンを🖱クリックします。
2.「プレゼント」が非表示になって、背面の「画像」が見えました。「プレゼント」は、削除されたわけではなく非表示になっただけですので、再度[👁]の形のアイコンを🖱クリックすると表示されます。
- さらに、「画像」を最前面に表示すると、移動・削除もしやすくなります。
1.「選択」ウィンドウの中で、「画像」を🖱ドラッグして一番上に移動します。
2.すべての図の中で、「画像」が最前面に表示されました。
- 図の名前を🖱クリックすると、 青く選択 されます。
- もう一度🖱クリックすると、「|」カーソルが挿入されて名前を変更できるようになります。
- 名前を変更したら、Enterキーを押して完了です。
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複数の図をまとめて〝一括選択〟する方法
「オブジェクトの選択」ですべての図を囲む
- アプリごとに次の箇所を順に🖱クリックします。
● Word・PowerPoint
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[選択]➡[オブジェクトの選択]
● Excel
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[検索と選択]➡[オブジェクトの選択]
- すべての図を囲みます。
マウスポインターを、左上から右下に🖱ドラッグするのが〝コツ〟です。
- 図が選択されたときの目印、「○」ハンドルがついて、すべての図が選択されたことが分かります。
「オブジェクトの選択と表示」ですべての図を選択する
- アプリごとに次の箇所を順に🖱クリックします。
● Word・PowerPoint
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[選択]➡[オブジェクトの選択と表示]
● Excel
[ホーム]タブ ➡[編集]グループ ➡[検索と選択]➡[オブジェクトの選択と表示]
- 「選択」ウィンドウ内の図の名前をCtrlキーを押しながら1つずつ🖱クリックすると、図を選択できます。
させることができる方法があります!
「選択できる図」と「選択できない図」があるときの対処法
これまでの操作で「選択できる図」と「選択できない図」があるときは、図の文字列の折り返しが「行内」or「背面」になっていないか確認してみましょう。
もしも、「行内」「背面」になっていた場合は「前面」にしましょう。
選択や移動がスムーズになりますよ!
図の文字列の折り返しの授業です。
まとめ
今回の授業は、「図の選択・移動」ができなくて困ったときの『オブジェクトの選択と表示』3つの対処法を解説しました!
おさらいをしていきましょう。
● Tabキーを押して図を選択する
●「オブジェクトの選択」で図を囲む
●「オブジェクトの選択と表示」で図を選択する
●「オブジェクトの選択」ですべての図を囲む
●「オブジェクトの選択と表示」ですべての図を選択する
● 図の文字列の折り返しが「行内」or「背面」になっていないか確認する
図=オブジェクトは、伝えたいことを分かりやすく表現してくれます。
今回解説させていただきましたテクニックをご活用いただければ幸いです!
😄ご受講お疲れさまでした!
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