【Excel:フォント設定】見やすい表をつくる!初心者でも使える3つの整えワザと配色のコツ | どこでもパソコン教室 四日市

【Excel:フォント設定】見やすい表をつくる!初心者でも使える3つの整えワザと配色のコツ

【Excel:フォント設定】 💻PCの"😔困った"を"😄安心・楽しい"へ!

こんにちはどこでもパソコン教室 四日市です。

今回の授業は、Excelフォント設定を使って「見やすい表」を作るコツを学びます!
ちょっと整えるだけで、伝わり方がぐっと変わりますよ。

数字は合ってるのに、なんだか表が見づらくて…上司に“わかりにくい”って言われちゃいました。

それ、よくある悩みですね。

実は、Excel「フォント設定」を少し整えるだけで、 表の印象がガラッと変わる んですよ。

えっ、フォントってそんなに大事なんですか

はい。私はこれまで1,000人以上の初心者の方にExcelを教えてきましたが、“見やすさ”の差はほとんどがフォント配置の工夫 で生まれます。

今回の授業では、フォントの基本設定から、見出しや注釈のスタイルセルとのバランスまで、すぐに使えるコツをまとめています。

それなら私にもできそう…

もちろんです。フォント設定“センス”ではなく“技術”

誰でも、 今日から整ったが作れる ようになりますよ。

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  1. 基本のフォント設定:どこで何を変えられる?
    1. セルのフォント種類・サイズ・色の変更方法
    2. 太字・斜体・下線の使い方と注意点
  2. よく使うおすすめフォントとサイズの目安
    1. 表の本文には「メイリオ」や「游ゴシック」がおすすめ
    2. 見出しには「MS Pゴシック」や太字を使ってメリハリを
    3. 備考欄や注釈には「游明朝」+小さめサイズが効果的
    4. 表題におすすめのフォントとサイズ
  3. フォントとセルの見た目を整えるコツ
    1. 行の高さ・列の幅とのバランス
      1. 行の高さの設定方法
      2. 列の幅の設定方法
    2. セルの余白(インデント)と文字の配置
      1. セルの余白(インデント)で“窮屈さ”をなくす
      2. 文字の配置は“内容に合わせて使い分ける”のがコツ
    3. 色との組み合わせ:フォント色と塗りつぶしの相性
      1. フォント色は“やさしさ”と“読みやすさ”のバランスが大切
      2. セルの塗りつぶしは“控えめな色”が安心感を生む
      3. 強調したい部分には“太字+色”の組み合わせが効果的
      4. おすすめの色使い例
  4. フォント設定の時短ワザ
    1. ① 書式のコピー
    2. ② テーブル機能で一括整形
    3. ③ セルスタイルの活用(「良い」「悪い」「見出し」など)
  5. よくある失敗と対策
    1. フォントサイズがバラバラで見づらい
    2. 色が多すぎて読みにくい
    3. 印刷したら文字が切れてしまう
  6. まとめ:フォント設定は“見せる力”

基本のフォント設定:どこで何を変えられる?

Excelでは、セル文字の見た目を整えることで、表全体の印象がぐっと良くなります。
ここでは、 よく使うフォント設定の基本 を解説します。

 

セルのフォント種類・サイズ・色の変更方法

 文字の見た目を変えたい ときは、こちらを順番に🖱️クリックします。

「ホーム」タブ 「フォント」グループ
【Excel:フォント設定】
  • フォントの種類
    「メイリオ」「游ゴシック」「MS Pゴシック」など、 日本語に適したフォントを選ぶ と読みやすくなります。
  • フォントサイズ
     見出しは12〜14pt 本文は10〜11pt が目安。
    サイズが揃っているだけで、表が整って見えます。
  • フォントの色
     強調したい部分は濃い色 補足はグレー など、色の使い分けで視線誘導ができます。
    ただし、色を使いすぎると逆に読みにくくなるので注意。
「😥ひとつずつ変更するのは大変…」そんなときは、複数のセルを選んでから設定すればまとめて変更できます。
シート全体の文字を一括で整えたいときは、左上の「すべて選択ボタン」(行番号と列番号の交差点)を🖱️クリック、または CtrlA を押しましょう。
 
【Excel:フォント設定】
AAll=すべて”のA! CtrlA 全セルを
一括選択する
ショートカットキーの授業です。

 

太字・斜体・下線の使い方と注意点

【Excel:フォント設定】

  • 太字[B]
    見出しや合計欄など、 目立たせたい部分に使うと効果的 です。
  • 斜体[I]
     英語の補足や注釈に使うことが多い ですが、日本語ではやや読みにくくなることもあります。
  • 下線[U]
    リンクと誤認されることがあるため、 使いすぎには注意
    罫線との違いも意識しましょう。
太字を組み合わせると、強調効果が高まります。
ただし、強調は〝ここぞ〟という場面だけに使うのがコツです。

Before After
家に帰るまでが遠足です! 家に帰るまでが遠足です!
↑😟どこが大事かわからない ↑😌意味がスッと入ってくる
太字斜体ショートカットキー  CtrlB / CtrlI の授業です。

 

よく使うおすすめフォントとサイズの目安

Excelで表を作成するとき、フォントの種類サイズを少し工夫するだけで、 見た目の印象読みやすさが大きく変わります
ここでは、用途別 おすすめのフォントサイズの目安 をご紹介します。

この例題フォント設定を加えて、見た目の変化を一緒に確認してみましょう。
(フォントは「游ゴシック」、フォントサイズは「11pt」です。)

【Excel:フォント設定】

 

表の本文には「メイリオ」や「游ゴシック」がおすすめ

  • フォントサイズ10〜11pt が見やすく、数字の桁も揃いやすいです。
  • 「メイリオ」「游ゴシック」はどちらもクセが少なく、 読みやすさ重視の場面にぴったり です。

【Excel:フォント設定】

 

見出しには「MS Pゴシック」や太字を使ってメリハリを

  • フォントサイズ12〜14pt にすると、本文とのバランスがとれます。
  • 太字にすることで、 視線を自然に誘導できる ので、情報が整理されて見えます。

【Excel:フォント設定】

 

備考欄や注釈には「游明朝」+小さめサイズが効果的

  • フォントサイズは 9pt前後 が目安。
  • 游明朝はやわらかい印象で、 補足情報にちょうどいい存在感 を出せます。

【Excel:フォント設定】

 

表題におすすめのフォントとサイズ

  •  タイトルは“の顔”なので、本文より 2〜4pt大きめ が目安です。
  • フォントは本文と揃えると統一感が出ます。
    (例:本文がメイリオなら、表題もメイリオ)
  • 中央揃え余白をしっかり取ると、見やすく安心感のあるデザインになります。

【Excel:フォント設定】

フォント設定「見た目の整え方」だけでなく、 読み手への気配り にもつながります。
役割ごとにフォントを使い分けることで、がぐっと伝わりやすくなりますよ。

 

フォントとセルの見た目を整えるコツ

Excelを作るとき、フォントだけでなくセルの見た目」も少し工夫するだけで、ぐっと読みやすくなります。

前項で使った例題を引き続き使いながら セル見た目を整えるための実践的なポイント を解説します。

 

行の高さ・列の幅とのバランス

  • フォントサイズに合わせて、 行の高さを少し広めに すると、文字が窮屈にならず見やすくなります。
     例:11ptの文字なら、 行の高さ18〜20くらい が目安です。
  • 列の幅は、 文字数+余白1〜2文字分 がちょうどいいバランス。
    数字や日付が詰まりすぎていると、読み手がストレスを感じてしまいます。

 

行の高さの設定方法

  •  高さを変えたいを選択 します。
    1行の場合:行番号を🖱️クリックすると、その行全体が選択されます。
    複数行の場合:行番号を🖱️ドラッグ、または、Ctrlキーを押しながら複数行番号🖱️クリックします。
     
    【Excel:フォント設定】


  •  選択した箇所 を🖱️右クリックして「行の高さ」を選びます。
     
    【Excel:フォント設定】


  • 「行の高さ」ダイアログボックスが表示されるので、希望の数値を入力して[OK]を🖱️クリックします。
     
    【Excel:フォント設定】

 

列の幅の設定方法

  •  を変えたいを選択 します。
    1列の場合:列番号を🖱️クリックすると、その列全体が選択されます。
    複数列の場合:列番号を🖱️ドラッグ、または、Ctrlキーを押しながら複数列番号🖱️クリックします。
     
    【Excel:フォント設定】


  •  選択した箇所 を🖱️右クリックして「列の幅」を選びます。
     
    【Excel:フォント設定】


  • 「列の幅」ダイアログボックスが表示されるので、希望の数値を入力して[OK]を🖱️クリックします。
     
    【Excel:フォント設定】
見出しと本文の幅を揃えると、表全体がスッキリ整って見えます。
行番号・列番号の基本を押さえたい方はこちらの授業もどうぞ!

 

セルの余白(インデント)と文字の配置

Excelを作るとき、フォントサイズだけでなく、 セルの中の余白文字の位置 にも気を配ると、ぐっと読みやすくなります。

 

セルの余白(インデント)で“窮屈さ”をなくす

セルの中の文字 端にぴったりくっついていると、読みにくく感じることがあります
とくに文章やラベルなどは、 少し余白があるだけで 、見た目がやさしくなります。

  • Excel「インデント」機能を使えば、 セル左端から文字を少し離すことができます
  • 1〜2段階だけでも、 圧迫感が減って、安心感のある表になります
     

 インデントの設定方法 

  1. インデントを入れたいセルを選択します。
    🖱️クリック1つのセル、🖱️ドラッグ複数セルを選べます。
  2. 次の順に🖱️クリックして操作します。

    「ホーム」タブ 「配置」グループ [インデントを増やす]

    【Excel:フォント設定】


  3. 必要に応じて、何度か🖱️クリックして調整します。
    1回の🖱️クリック約1文字分の余白が追加されます。
    見た目に合わせて2〜3回までが目安です。
     
    【Excel:フォント設定】
 インデントを元に戻したいときは? 
[インデントを減らす]ボタン(左向きの矢印)を🖱️クリックすれば、元の位置に戻せます。
 
【Excel:フォント設定】
こちらは、Wordインデントの授業です。

 

文字の配置は“内容に合わせて使い分ける”のがコツ

文字の位置(左揃え・中央揃え・右揃え)は、 見やすさと情報の伝わり方に直結します
以下のように使い分けると、が自然に整います。

💡Excelでは、初期設定で文字列は左寄せ、数値は右寄せで表示されます。

【Excel:フォント設定】


内容の種類 配置方法 理由・効果
数値・金額 右揃え 桁が揃って見やすく、比較しやすい
見出し・ラベル 中央揃え 視線が集まりやすく、項目が整理される
備考・説明文 左揃え 文章の読みやすさを保てる

【Excel:フォント設定】

配置を整えるだけで、「読みやすさ」が大きく変わります。
とくに複数の列が並ぶ場合は、 配置のルールを統一するだけで、見た目の印象がぐっと良くなります

 

色との組み合わせ:フォント色と塗りつぶしの相性

Excelを作るとき、フォント配置だけでなく「色の使い方」も大切なポイントです。
 色の組み合わせ次第 で、表の印象がやさしくなったり、強調したい部分が自然に伝わったりします。

ここでは、初心者の方でもすぐに実践できる 色使いのコツ をご紹介します。

 

フォント色は“やさしさ”と“読みやすさ”のバランスが大切

  • 黒はくっきり見えますが、 濃いグレー(#333333)や紺色(#003366)などを使うと、 目に優しく落ち着いた印象 になります。
  • とくに長時間見る表や、ブログ・教材で使う表には、 少し柔らかい色味のフォント がおすすめです。
「#333333」などはカラーコードと呼ばれ、 色を数字で表すためのルール です。
 カラーコードで色をつける方法 

  1. をつけたいセルを選択します。
  2. 「ホーム」タブ 「フォント」グループ 「フォントの色」または「塗りつぶしの色」ボタン右側のを🖱️クリックします。
     
    【Excel:フォント設定】


  3. 「その他の色」を選びます。
     
    【Excel:フォント設定】


  4. 「色の設定」ダイアログボックス「ユーザー設定」タブで、カラーコードを入力します。
  5. [OK]を🖱️クリックします。
     
    【Excel:フォント設定】

 

セルの塗りつぶしは“控えめな色”が安心感を生む

  • 背景色には、 薄いグレー(#EEEEEE) 淡いベージュ(#F9F6F2)など、主張しすぎないがぴったりです。
  • 強すぎる色濃い赤)は、本文の文字が読みづらくなることがあるので注意しましょう。
塗りつぶしの使い方を理解するのに役立つ授業です。

 

強調したい部分には“太字+色”の組み合わせが効果的

  • 合計欄重要な数値など、 視線を集めたい場所には太字 などの組み合わせが効果的です。
  • ただし、あちこちに使いすぎると、どこが大事なのか分かりづらくなるので、「ここぞ」という場面だけに絞るのがポイント です。

 

おすすめの色使い例

【Excel:フォント設定】

セルの役割 フォント色 背景色 スタイル
数値・金額 または(#003366) なし 右揃え+通常
見出し・ラベル 濃グレー(#333333) 薄グレー(#EEEEEE) 中央揃え太字
備考・説明文 またはグレー(#666666) 淡ベージュ(#F9F6F2) 左揃え+通常
役割ごとに色を分けることで、 視線の流れが自然になり、読み手にとってやさしい表になります

 

フォント設定の時短ワザ

の見た目を整えるとき、フォントの種類サイズ太字などを 1つずつ設定するのは意外と手間がかかります

そんなときに便利なのが、「時短ワザ」です。
ここでは、 初心者でもすぐに使える3つの方法 をご紹介します。

 

① 書式のコピー

すでに整えたセルフォント配置などを そのまま別のセルコピーできる便利機能 です。

 操作方法 

【Excel:フォント設定】

  1. 書式コピーしたいセルを選択します。
  2. 次の箇所を順に🖱️クリックします。

    「ホーム」タブ 「クリップボード」グループ [書式のコピー/貼り付け]
  3. 書式貼りたいセルを🖱️クリックします。
  4. 文字は変わらず、見た目(書式)だけがコピーされます。

 

 連続して複数セルに貼りたいときは 
[書式のコピー/貼り付け]アイコンを🖱️ダブルクリックすると、複数のセル連続して貼り付けできます。
終了するにはEscキーを押します。

書式だけでなく、数式コメントなどを
選んで貼り付ける機能も豊富に用意されています。

 

② テーブル機能で一括整形

「テーブル」に変換すると、 見出しの太字背景色罫線などが一括で整います

【Excel:フォント設定】

テーブルにすると、 自動でフィルターがついたり、交互に色がついたり するので、見た目も機能も一気にアップします。
テーブルの設定方法については、こちらの
授業のExcelの項目で詳しく解説しています。

 

③ セルスタイルの活用(「良い」「悪い」「見出し」など)

Excelにはあらかじめ用意された「セルスタイル」があり、 🖱️ワンクリック色や太字の設定ができる 便利機能です。

 操作方法 

  1. スタイルを適用したいセルを選択します。
     
    【Excel:フォント設定】


  2. 次の箇所を順に🖱️クリックします。

    「ホーム」タブ 「スタイル」グループ [セルのスタイル]

    【Excel:フォント設定】


  3. セル スタイル ギャラリーが表示されます。
    ここから見出しや強調など、 目的に合ったデザインを選ぶ ことができます。
     
    【Excel:フォント設定】
セルスタイルを使えば、 見た目の統一感が出て、視線誘導もしやすくなります

 

よくある失敗と対策

Excelで表を作るとき、見た目を整えるつもりが逆に「読みにくい」「印刷できない」といったトラブルにつながることがあります。
ここでは、 初心者の方がつまずきやすいポイント と、 すぐにできる対策 をご紹介します。

 

フォントサイズがバラバラで見づらい

セルごとにフォントサイズが違うと、 視線が散ってしまい、読みづらくなります
とくに見出し・本文・合計欄などでサイズが統一されていないと、表全体がちぐはぐな印象に。

 対策 

  • 表全体を選択して、 一括でフォントサイズを設定 しましょう。
  • 「セルスタイル」機能を使うと、 統一感のある見た目が簡単に作れます

 

色が多すぎて読みにくい

強調したい気持ちから、つい色をたくさん使ってしまうと、 かえってどこが重要なのか分かりづらくなります
背景色・文字色・罫線の色がバラバラだと、目が疲れてしまうことも。

 対策 

  • 色は3色以内に絞るのが基本(例:本文=黒、見出し=濃グレー、合計=赤など)
  • 背景色は淡い色(薄グレーや淡ベージュ)を使うと、 目に優しく落ち着いた印象になります

 

印刷したら文字が切れてしまう

画面上ではきれいに見えていても、 印刷すると文字が途切れてしまうことがあります
とくに列幅が狭いと、数値や文章が途中で切れてしまい、内容が伝わらなくなります。

 対策 

  • 印刷前に必ず「印刷プレビュー」で確認しましょう。
    「ファイル」タブ 「印刷」、または CtrlP を押すと、プレビュー画面が表示されます。
  • 必要に応じて、 列幅余白を調整 してから印刷すると安心です。

【Excel:フォント設定】

印刷時のレイアウト調整や余白設定については、
こちらの授業でくわしく解説しています。

 

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まとめ:フォント設定は“見せる力”

今回の授業は、Excelフォント設定を使って「見やすい表」を作るコツを学びました!

Excelは単なる「計算ツール」ではなく、 情報をわかりやすく伝えるための表現ツール でもあります。

フォント種類サイズ配置の使い方を少し工夫するだけで、数字や文章がぐっと見やすくなり、 伝わる資料へと変わります

見た目の整え方は、相手への思いやり。
フォント設定は、まさに“見せる力”なのです。

WordExcelPowerPointそれぞれのフォント設定
まとめて確認したい方は、こちらの授業もおすすめです。

😄ご受講お疲れ様でした

 

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