こんにちは!どこでもパソコン教室 四日市です。
今回の授業は、パソコン操作を快適にしてくれる ファンクションキー について取り上げます💡
今回はその中でも、F6 F7 F8 F9 F10 キー の基本的な機能と便利な使い方をわかりやすくご紹介します!

キーボードの一番上に並んでいる F1~F12のキー、使ったことはありますか?

実はよく分からないんですけど…なんとなく分かってる風でスルーしてました🙊

それはもったいないです!
この F1~F12のキーは『ファンクションキー』と呼ばれていて、 それぞれに便利な機能が割り当てられている んですよ。
1回押すだけで実行できる機能もありますし、Fnキーなどと組み合わせて使う場面もあります。

そうなんですね!どんなことができるのか知りたいです。
私にも覚えられるでしょうか?

大丈夫ですよ♪
よく使うアプリで積極的に試していくうちに、自然と身につきます。
今回は、そんなファンクションキーの中でも F6~F10のキーの機能と使い方 を、分かりやすくご紹介していきますね!

お気に入りの機能が見つかると、💻パソコンを触るのがもっと楽しみになりそうです♪

その通りです!
F1~F12のキーすべてに機能がありますので、3回に分けて『前編』『中編』『後編』でご紹介します。
今回の授業は『中編』としてF6~F10の機能を解説 します。
『前編』: F1~F5 と『後編』: F11 F12 Fn については、下記リンクからぜひ続けてご覧くださいね👇
ファンクションキーの位置
ファンクションキー F1~F12は、 キーボードの最上段に横一列で配置 されています。
また、💻ノートパソコンやコンパクトタイプのキーボードには、左下に Fn(エフエヌ)キー が搭載されており、ファンクションキーと組み合わせて使用することがあります。
[F6]フォーカスの移動・文字を「ひらがな」に変換
F6 デスクトップ
デスクトップを表示した状態で F6キーを押す と、 タスクバーに「フォーカス」(選択の焦点)が移動 し、その後も F6キーを押すたび に タスクバー内の各要素へとフォーカスが順に移動 していきます。
👇フォーカスされた箇所での基本操作となります。
Enter(エンター)キー を押すと選択中の項目を起動・表示
Esc(エスケープ)キー を押すとフォーカスを解除
● タスクバーとは…💻パソコン画面の下部に表示される帯状の領域を指します。
よく使うアプリやフォルダーを📌ピン留めして配置できるほか、起動中のアプリのアイコンもここに表示されます。
名 称 | 機 能 | |
---|---|---|
❶ | スタート | Windowsの基本操作の出発点です。 |
❷ | 検索ボックス | 💻パソコン内やネットの検索ができます。
👇検索機能のくわしい使い方を解説している授業です。
|
❸ | 検索のハイライト | 今日の話題や記念日などを表示します。 |
❹ | Cortana | 音声アシスタントと会話・検索できます。 (※現在は利用不可。Windows11では廃止) 👇Cortanaについて解説している授業です。
|
❺ | タスクビュー | 開いているウィンドウの履歴を確認できます。 |
❻ | エクスプローラー | フォルダーやファイルを管理します。
👇エクスプローラーのくわしい使い方を解説している授業です。
|
❼ | ニュースと関心事項 | 天気や話題のニュースを表示します。
👇ニュースと関心事項のある「通知領域」についてくわしく解説している授業です。
|
❽ | 隠れたインジケーター | タスクバーの通知領域に表示されず、隠れているアイコンのことです。 |
❾ | デスクトップの表示 | 一瞬で全ウィンドウを非表示にしてデスクトップを表示します。
👇ショートカットキーで〝サクッと〟表示もできます。
|
ショートカットキー Windowsキー+Tの授業です。
F6 エクスプローラー(フォルダー)
エクスプローラー(フォルダー)の中で F6キーを押す と、左ペイン・右ペイン・ナビゲーションバーなど、操作エリアを フォーカスが循環移動 します。
👇フォーカスされた箇所での基本操作となります。
矢印キー ← ↑ → ↓ や Tabキー を押すと選択の移動
Enter(エンター)キー を押すと選択中の項目を起動・表示
Esc(エスケープ)キー を押すと動作を解除
名 称 | |
---|---|
❶ | フォルダーウィンドウ |
❷ | 左側:詳細(ウィンドウ内の各項目の情報を表示する) 右側:大アイコン(大きい縮小版を使って項目を表示する) |
❸ |
←:(※前に表示されていた場所)に戻る →:(※次に表示していた場所)に進む ∨:最近使用した場所 ↑:“(※一つ上の階層)”へ |
❹ |
ナビゲーションウィンドウ |
で、ショートカット(近道)できる機能があります。
F6 ウェブブラウザー
ウェブブラウザーの種類ごとに少し動きに違いはありますけれども、 F6キーを押す たびに フォーカス」が循環移動 します。
矢印キー ← ↑ → ↓ や Tabキー を押すと選択の移動・ページスクロール
Enter(エンター)キー を押すと選択中の項目を起動・表示
Esc(エスケープ)キー を押すと動作を解除
F6 Word / ワード
F6 フォーカスの移動
Wordで F6キーを押す たびに、 フォーカスが移動 します。
矢印キー ← ↑ → ↓ や Tabキー を押すと選択の移動
アルファベットキー を押すと🖱マウスを使わずにキーボードのみで操作
名 称 | 名 称 | ||
---|---|---|---|
❶ | 文書ウィンドウ | ❷ | ステイタスバー |
❸ | リボン | ❹ | クイックアクセスツールバー |
F6 文字を「ひらがな」に変換
Wordで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F6キーを押す と 文字を「ひらがな」に変換 できます。
漢字など変換後に、「やっぱり〝ひらがな〟に戻したい!」と思ったときに便利ですね。
F6 Excel / エクセル
F6 フォーカスの移動
Excelで F6キーを押す たびに、 フォーカスが移動 します。
矢印キー ← ↑ → ↓ や Tabキー を押すと選択の移動
アルファベットキー を押すと🖱マウスを使わずにキーボードのみで操作
名 称 | 名 称 | ||
---|---|---|---|
❶ | ワークシート | ❷ | シートタブ |
❸ | ステイタスバー | ❹ | リボン |
❺ | クイックアクセスツールバー |
F6 文字を「ひらがな」に変換
Excelで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F6キーを押す と 文字を「ひらがな」に変換 できます。
F6 PowerPoint / パワーポイント
F6 フォーカスの移動
PowerPointで F6キーを押す たびに、 フォーカスが移動 します。
矢印キー ← ↑ → ↓ や Tabキー を押すと選択の移動
アルファベットキー を押すと🖱マウスを使わずにキーボードのみで操作
名 称 | 名 称 | ||
---|---|---|---|
❶ | スライドペイン | ❷ | ステイタスバー |
❸ | リボン | ❹ | クイック アクセス ツールバー |
❺ | サムネイルペイン |
F6 文字を「ひらがな」に変換
PowerPointで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F6キーを押す と 文字を「ひらがな」に変換 できます。
[F7]カーソル ブラウジング / キャレット ブラウズ・文字を「全角カタカナ」に変換・文章校正・スペル チェック
F7 ウェブブラウザー
ウェブブラウザーで F7キーを押す とアクセシビリティ機能*のひとつ、 Google Chrome「カーソル ブラウジング」、Microsoft Edge「キャレット ブラウズ」の切替 をします。
*アクセシビリティ機能とは…インターネットの情報やサービスにふれやすくする機能です。
参考:Microsoft Edge のアクセシビリティ機能
キーボードの次のキーを使用 して「ページ内のカーソル(キャレット)移動」や「文字列や画像などの選択」ができるので、キーボード操作でウェブページを閲覧できます。
F7 Word / ワード
F7 文字を「全角カタカナ」に変換
Wordで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F7キーを押す と 文字を「全角カタカナ」に変換 できます。
F7 文章校正ウィンドウの表示
Wordで何も選択されていない状態で F7キーを押す と、「文章校正」ウィンドウを表示 します。
入力ミスがない場合は「文章校正が終了しました」と表示されますので、[OK]を🖱クリックしましょう。
入力ミスがありそうな場合は、「文章校正」ウィンドウで確認作業 を行いましょう。
F7 Excel / エクセル
F7 文字を「全角カタカナ」に変換
Excelで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F7キーを押す と 文字を「全角カタカナ」に変換 できます。
F7 スペルチェック
Excelで文字列を入力後に F7キーを押す と、 スペルチェックができます 。
表示されたウィンドウの[はい]を🖱クリックします。
スペルミスがない場合は「スペルチェックが終わりました」と表示されますので、[OK]を🖱クリックしましょう。
スペルミスがありそうな場合は、「スペルチェック」ウィンドウで確認作業 を行いましょう。
F7 PowerPoint / パワーポイント
F7 文字を「全角カタカナ」に変換
PowerPointで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F7キーを押す と 文字を「全角カタカナ」に変換 できます。
F7 スペル チェック
PowerPointで文字入力後に F7キーを押す と、 スペルチェックができます 。
表示されたウィンドウの[はい]を🖱クリックします。
スペルミスがない場合は「スペルチェックが完了しました」と表示されますので、[OK]を🖱クリックしましょう。
スペルミスがありそうな場合は、「スペルチェック」ウィンドウで確認作業 を行いましょう。
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[F8]文字を「半角カタカナ」に変換・選択範囲の拡張を開始
F8 Word / ワード
F8 文字を「半角カタカナ」に変換
Wordで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F8キーを押す と 文字を「半角カタカナ」に変換 できます。
F8 選択範囲の拡張を開始
Wordで F8キーを押してから 、文書ウィンドウ内の 任意の箇所を🖱クリック したり、 矢印キー ← ↑ → ↓を押していく と、「|」カーソルのある位置を中心に選択範囲が拡張します。
例えば、数ページにわたるような広い範囲を選択したいとき、🖱ドラッグよりも早く選択できます。
<選択範囲の拡張方法>
- 選択したい範囲の先頭に、🖱クリックして「|」カーソルを置く
- F8キーを押す
- 選択したい範囲の一番最後を🖱クリック、または 最後の位置まで矢印キー ← ↑ → ↓を押す
♦ Esc(エスケープ)キーを押すと解除となります。
F8 Excel / エクセル
F8 文字を「半角カタカナ」に変換
Excelで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F8キーを押す と 文字を「半角カタカナ」に変換 できます。
F8 選択範囲の拡張を開始
Excelで F8キーを押してから 、 任意のセルを🖱クリック したり、 矢印キー ← ↑ → ↓を押していく と、 アクティブセル*の位置を中心に選択範囲が拡張 します。
*アクティブセルとは・・・セルの中でも入力できる状態のセルです。
例えば、数ページにわたるような広い範囲を選択したいとき、🖱ドラッグよりも早く選択できます。
<選択範囲の拡張方法>
- 選択したい範囲の一番左上になる箇所を、🖱クリックしてアクティブセルにする
- F8キーを押す
- 選択したい範囲の一番右下を🖱クリック、または 最後の位置まで矢印キー ← ↑ → ↓を押す
♦ Esc(エスケープ)キーを押すと解除となります。
F8 PowerPoint / パワーポイント
PowerPointで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F8キーを押す と 文字を「半角カタカナ」に変換 できます。
[F9]文字を「全角英数字」に変換・再計算・メールの送受信
F9 Word / ワード
Wordで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F9キーを押す と 文字を「全角英数字」に変換 できます。
英字(アルファベット)の場合、 F9キーを押すたび に「小文字」➡「大文字」➡「頭文字のみ大文字」とさらに変換できます。
F9 Excel / エクセル
F9 文字を「全角英数字」に変換
Excelで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F9キーを押す と文字を「全角英数字」に変換 できます。
英字(アルファベット)の場合、 F9キーを押すたび に「小文字」➡「大文字」➡「頭文字のみ大文字」とさらに変換できます。
F9 再計算
数式や関数の経験者向け となりますけれども、 トラブル対処法にもなります のでぜひご覧ください。
Excelの計算は、通常「自動」で行われます。
けれども、膨大なデータで自動計算では時間がかかりすぎる場合などに「手動」に設定することもあります。
「手動」のときは、数式を変更してもすぐには計算結果は出ず、 F9キーを押したとき に 再計算されます 。
もしも、「自動」「手動」の設定を変更した覚えがないのに自動計算されないときは、「Excelのオプション」にある、「計算方法の設定」を確認してみましょう。
●「ファイル」タブ ➡「オプション」➡「数式」➡「計算方法の設定」

F9 PowerPoint / パワーポイント
PowerPointで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F9キーを押す と 文字を「全角英数字」に変換 できます。
英字(アルファベット)の場合、 F9キーを押すたび に「小文字」➡「大文字」➡「頭文字のみ大文字」とさらに変換できます。
Outlook / アウトルック
Outlookで F9キーを押す と、メールの送受信ができます。
「Outlook 送受信の進捗度」ダイアログボックスが表示され、 送受信の状態を確認 できます。
🖱クリックで送受信するときは、次の2箇所になります。
●「送受信」タブ ➡「送受信」グループ ➡[すべてのフォルダーを送受信]
[F10]文字を「半角英数字」に変換・クイック アクセス ツールバーとリボンにフォーカス
F10 Word / ワード
Wordで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F10キーを押す と 文字を「半角英数字」に変換 できます。
英字(アルファベット)の場合、 F10キーを押すたび に「小文字」➡「大文字」➡「頭文字のみ大文字」とさらに変換できます。
F10 Excel / エクセル
Excelで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F10キーを押す と 文字を「半角英数字」に変換 できます。
英字(アルファベット)の場合、 F10キーを押すたび に「小文字」➡「大文字」➡「頭文字のみ大文字」と、さらに変換できます。
F10 PowerPoint / パワーポイント
F10 文字を「半角英数字」に変換
PowerPointで文字入力中または変換済みの文字を選択しているときに F10キーを押す と 文字を「半角英数字」に変換 できます。
英字(アルファベット)の場合、 F10キーを押すたび に「小文字」➡「大文字」➡「頭文字のみ大文字」と、さらに変換できます。
F10 クイック アクセス ツールバーとリボンにフォーカス
PowerPointの基本画面で F10キーを押す と、 クイック アクセス ツールバー と リボン に「フォーカス」(焦点)が移動 して、🖱マウスを使わずにキーボードのみでも操作できるようになります。
まとめ
今回の授業は、パソコン操作を快適にしてくれる ファンクションキー について取り上げました💡
今回はその中でも、F6 F7 F8 F9 F10 キー の基本的な機能と便利な使い方をわかりやすくご紹介しました!
👇ファンクションキー『中編』の内容を、機能一覧表でおさらいしましょう♪
ファンクションキー[F6][F7][F8][F9][F10]機能一覧表
キー | 使用できるアプリ | 主な機能内容 |
---|---|---|
F6 | デスクトップ | フォーカスの移動 |
エクスプローラー(フォルダー) | フォーカスの移動 | |
ウェブブラウザー | フォーカスの移動 | |
Word / ワード | ● 文字を「ひらがな」に変換 ● フォーカスの移動 |
|
Excel / エクセル | ● 文字を「ひらがな」に変換 ● フォーカスの移動 |
|
PowerPoint / パワーポイント | ● 文字を「ひらがな」に変換 ● フォーカスの移動 |
|
F7 | ウェブブラウザー | Google Chrome:カーソル ブラウジングの切替 Microsoft Edge:キャレット ブラウズの切替 |
Word / ワード | ● 文字を「全角カタカナ」に変換 ● 文章校正ウィンドウの表示 |
|
Excel / エクセル | ● 文字を「全角カタカナ」に変換 ● スペル チェック |
|
PowerPoint / パワーポイント | ● 文字を「全角カタカナ」に変換 ● スペル チェック |
|
F8 | Word / ワード | ● 文字を「半角カタカナ」に変換 ● 選択範囲の拡張を開始 |
Excel / エクセル | ● 文字を「半角カタカナ」に変換 ● 選択範囲の拡張を開始 |
|
PowerPoint / パワーポイント | 文字を「半角カタカナ」に変換 | |
F9 | Word / ワード | 文字を「全角英数字」に変換 |
Excel / エクセル | ● 文字を「全角英数字」に変換 ● 再計算 |
|
PowerPoint / パワーポイント | 文字を「全角英数字」に変換 | |
F10 | Word / ワード | 文字を「半角英数字」に変換 |
Excel / エクセル | 文字を「半角英数字」に変換 | |
PowerPoint / パワーポイント | ● 文字を「半角英数字」に変換 ● クイックアクセスツールバーやリボンへフォーカス |
F6〜F10は文字種をパパッと切り替えるショートカットとして便利です。
● F6 … ひらがな
● F7 … 全角カタカナ
● F8 … 半角カタカナ
● F9 … 全角英数字
● F10 … 半角英数字
👩🏫私は「F6(ひらがな)」から右に進みながら「全・半・全・半」と覚えています♪
日常の入力作業が、ちょっとスマートに。
皆さんの💻パソコンライフにお役立ていただければうれしいです😊
😄ご受講お疲れさまでした!
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