【フォント設定 まとめ】Word・Excel・PowerPointの違いと共通点! | どこでもパソコン教室 四日市

【フォント設定 まとめ】Word・Excel・PowerPointの違いと共通点!

【フォント設定 まとめ】 💻まとめ集📖

こんにちはどこでもパソコン教室 四日市です。

今回の授業は、WordExcelPowerPointフォント設定の違いと共通点をやさしく学び、読みやすく伝わる資料づくりの第一歩を踏み出します。

先生…すみません、またフォントが変になっちゃって…。

Wordでは直せたんですけど、Excelでうまくいかなくて…。

大丈夫ですよ

実はWordExcelPowerPointでは フォントの設定方法が少しずつ違う んです。

慣れるまでは皆さん混乱しやすいんですよ。

そもそも“フォント”って、どこまで気にすればいいのかもわからなくて…毎回バラバラで、見る人に失礼じゃないかなって不安で…。

その気持ち、よくわかります。

実際、“なんか読みにくいな”って印象を与えるのは フォント設定のせい ってこと、意外と多いんですよ。

私はこれまで600人以上の初心者の方にフォント設定のポイントをお伝えしてきましたが、コツさえ押さえれば、“資料が読みやすくなった!”と感動されることも少なくありません 

えっ、そんなに変わるんですか…

はい。今回の授業では、 WordExcelPowerPointフォント設定の違いや共通点を初心者の方でもわかるようにまとめています

これを読めば、もう“なんとなく設定”から卒業できますよ。

それは助かります…

次から自信持って書類が作れそうです。

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はじめに:フォントってそもそも何?

「フォント」とは、 文字の見た目やデザイン のことです。

「MS ゴシック」や「游明朝」など、種類がたくさんあり、それぞれに個性があります。
(私は個人的に、歌舞伎の看板やお相撲の番付表などに使われる「江戸勘亭流」の書体がとても好きです🤗)

フォント:文字の見た目を決めるスタイル
文字サイズ:文字の大きさ(例:12pt)
書体:「ゴシック体」や「明朝体」など、フォントのジャンル

💡フォント設定は、資料の読みやすさ・印象・伝え方を左右する大事なポイントです。

 

Officeアプリのフォント設定、どこが違うの?

Officeアプリでは、フォント設定「場所」「考え方」が少しずつ違います。

Microsoft Office 2024 の操作画面に沿って解説します。

 

Word|文書の“見た目”は最初に決まる!~フォントの初期設定を整えよう~

Wordでは、文章を作り始めたときにすでに決まっている「既定のフォント」が使われます。

何もしないままだと、毎回同じ文字の見た目(書体やサイズ)が使われるため、「毎回変更するのが面倒…」「なんだか古くさい印象…」と思う方も少なくありません。

そこで、「自分の好みに合ったフォント」を最初から設定しておくのがポイント
そうすれば、 文書の見た目が自然に整い、読みやすくなる んです 😊

 

フォントの初期設定のやり方

  1. Wordの上部メニューから、次の順に🖱️クリックします。

    「デザイン」タブ 「ドキュメントの書式設定」グループ [フォント][フォントのカスタマイズ]

    【フォント設定 まとめ】


  2. 「英数字用フォント」「日本語用フォント」をそれぞれ設定し、さらに見出し用本文用で使い分けることができます。
     
    フォントを好みに合わせて選んだら、 分かりやすい名前をつけて保存 しましょう。
    例えば「自分用見やすいフォント」など、どんな目的で使うかがイメージできる名前ならOKです。
    こうしておくと、後から選ぶときにも迷わず見つけやすくなります😊
     
    【フォント設定 まとめ】


  3. そのまま「デザイン」タブ右側にある「既定に設定」ボタンを🖱️クリックしましょう
    「現在のスタイルセットとテーマ(フォント、色、効果、および段落の間隔など)を既定地として設定しますか?」と表示されたら「はい」を選択します。
     
    【フォント設定 まとめ】

📝 この設定を「既定」にすれば、次回から自動的にそのフォントが使われるようになります。

👩‍🏫 初心者向けポイント 
「既定」「最初に自動で使われる設定」だと思えば大丈夫です。
 自分好みに一度設定しておけば、毎回変更する手間が省けます
見た目に統一感が出るので、読む相手にもやさしい資料に仕上がります。
 

既定のフォント設定を“元に戻す”方法

Wordには、最初から使われている既定のフォントセット(例:Office既定など)が残っていますので、再び「標準フォントセット」を指定して“上書き”することで、元の状態に戻すことができます。

 手順 

  1. Wordの上部メニューから、次の順に🖱️クリックします。

    「デザイン」タブ 「ドキュメントの書式設定」グループ [フォント]

    【フォント設定 まとめ】


  2. 「Office」「既定」など元からあるセットを選びます。
    ユーザー定義 カスタマイズした設定 も残りますので安心です。
     
    【フォント設定 まとめ】


  3. 「デザイン」タブ右側にある「既定に設定」ボタンを🖱️クリックします。
    「現在のスタイルセットとテーマ(フォント、色、効果、および段落の間隔など)を既定値として設定しますか?」と表示されたら「はい」を選択します。
     
    【フォント設定 まとめ】

📝 この操作で、 カスタマイズ前の標準状態に戻す ことができます。

👩‍🏫 忘れがちなポイント 
フォントを元に戻したい」と思った時は、「現在使っているセットを“置き換える”意識で操作します。
Word既定フォント(元状態)は「Office」などのラベルがついています。
もし名前がわからなければ、一度既定Word文書を開いて確認すると安心です。

 

Excel|セルごとの文字設定がカギ!~見やすい表づくりの基本~

Excelでは、文章というより表や数値データを整理する画面が中心です。

そのため、「セル」と呼ばれるマス目ひとつひとつに対して、フォント文字サイズを設定していく必要があります。

もし何も設定していないと、どの表も同じ見た目で味気ない印象に…。
見やすい資料にしたいなら、 セル内文字を整えるだけでも印象が大きく変わります 

 

フォントの変更方法

  1. 変更したいセルを選びます。
    例えば「タイトル行」「見出しの列」など、内容が目立つ箇所から始めましょう。
  2. Excelの上部メニューから、次の順に🖱️クリックします。

    「ホーム」タブ 「フォント」グループ [フォント]

    【フォント設定 まとめ】


  3. サイズ文字の色もここで調整できます。
    例えば「14pt」にすると、タイトル行がパッと目に入るようになります。
     
    【フォント設定 まとめ】

💡さらに、 新しく作るファイルの見た目を最初から整えたい場合 は、以下の設定がおすすめです。

 

既定のフォントを設定しておく方法

  1. Excelの上部メニューから、次の順に🖱️クリックします。

    「ファイル」タブ Backstage ビュー「オプション」

    【フォント設定 まとめ】


  2. オプション「全般」タブにある新しいブックの作成時「次を既定フォントとして使用」から好きなフォントを選びます。
  3. 「フォントサイズ」を指定します。
  4. [OK]を🖱️クリックして設定を保存しましょう。
     
    【フォント設定 まとめ】

📝 Excel既定フォント設定新規ブックにのみ有効で、反映にはExcelの再起動が必要です。
 

👩‍🏫 初心者向けポイント 
まずは「タイトル行だけフォントを変える」など、小さな一歩から始めると◎
見やすいフォント(メイリオ、游ゴシックなど)を選ぶと、視認性がUPします✨

 

PowerPoint|伝わるプレゼンは“文字の印象”で決まる!

PowerPointでは、 画面上で見せるスライド形式 の資料が中心です。
読み上げられるというより、“見せて伝える”ための文字選びがとても重要になります。

フォント次第で、スライドの雰囲気が「かっちり系」か「やわらか系」かが変わるため、 目的や相手に合わせたフォント設定がポイント です。

 

プレゼン用フォントの設定方法

  1. PowerPointの上部メニューから、次の順に🖱️クリックします。

    「デザイン」タブ 「バリエーション」グループ バリエーション

    【フォント設定 まとめ】


  2. 表示されたメニューから、次の順に🖱️クリックします。

    [フォント][フォントのカスタマイズ]

    【フォント設定 まとめ】


  3. 「英数字用フォント」「日本語用フォント」を、それぞれ目的に合ったフォントを選択できます。
    さらに見出し用本文用で使い分けることができます。
     
    フォントを好みに合わせて選んだら、 分かりやすい名前をつけて保存 しましょう。
    例えば「やさしい資料用フォント」など、用途に合った名前で登録すると便利です。
     
    【フォント設定 まとめ】


  4. 設定したフォントスライド全体に反映させるには、次の順に🖱️クリックして変更すると、全ページにまとめて反映されます
    [マスター表示を閉じる]を🖱️クリックすると、元のタブ表示に戻ります。

    「表示」タブ 「マスター表示」グループ [スライドマスター]
    「スライドマスター」タブ 「背景」グループ [フォント]

    【フォント設定 まとめ】

 

👩‍🏫 初心者向けポイント 
大きめサイズ(24pt以上)+シンプルなフォントが基本です。
スライド全体で統一すると、見た目にまとまりが出てプロっぽくなります✨
明朝体は細くて読みにくいため、ゴシック系がおすすめ

 

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Windows・Mac 両対応で使いやすい
 複数台のPCで使用できるライセンス形態もあり、職場・自宅・作業環境を問わずスムーズにフォント活用可能です。

 

よくある疑問・困りごとQ&A

Q1. 毎回フォントを変えるのが面倒…
A1.「既定のフォント」を変更 すれば、毎回の手間が省けます(前項参照)。

Q2. おすすめのフォントは
A2. 初心者に人気: メイリオ、游ゴシック、Yu Gothic UI (見やすさ・親しみやすさが◎)

Q3. 他の人のパソコンだと表示が違う
A3. はい。インストールされていないフォントは置き換えられてしまいます。
   共通のOS標準フォントを使えば安心 です。

 

最低限おさえておきたい!設定のポイント

初心者でも失敗しない定番フォント3選

フォント名 印 象 用途例
メイリオ やわらかく読みやすい 家庭用・教育用文書
游ゴシック スッキリ・現代的 プレゼン資料・案内文書
MS 明朝 きちんとした印象 報告書・かしこまった資料

【フォント設定 まとめ】

 

フォントサイズと行間のベストバランス

文字サイズ:標準は10.5pt〜12pt。プレゼンでは14pt以上も◎
行間Wordでは「1.2〜1.3倍」PowerPointでは「1.15〜1.3倍」が読みやすくおすすめ。
  行間をできるだけ詰めたい場合は、「最小値:0pt」を選択すると、レイアウトがコンパクトになります。

 

Wordで行間を調整するには

 手順 

  1. Wordの上部メニューから、次の順に🖱️クリックします。

    「ホーム」タブ 「段落」グループ [行と段落の間隔]➡[行間のオプション]

    【フォント設定 まとめ】


  2. 「段落」ダイアログボックスが表示されたら、中央付近にある「間隔」セクションで「行間」「間隔」の設定を行います。(例:1.2倍
     
    【フォント設定 まとめ】
Ctrl数字キーの活用方法と合わせて、
行間隔の設定も解説している授業です。

 

統一感が出る設定のコツ(場面別)

【フォント設定 まとめ】

シーン フォント選び例 ポイント
ビジネス文書 游明朝+10.5pt 信頼感と品のある印象に
プレゼン資料 游ゴシック+14pt以上 パッと見やすく、画面映え重視
家庭・学習用途 メイリオ+12pt 親しみやすくやわらかい印象

 

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まとめ:フォント設定で資料がグッと伝わる!

今回の授業は、WordExcelPowerPointフォント設定の違いと共通点をやさしく学び、読みやすく伝わる資料づくりの第一歩を踏み出しました。

WordExcelPowerPoint違い共通点を知れば、 フォント設定の迷子から卒業 できます✨
読み手に配慮した文字のスタイルが、 資料の伝わりやすさや信頼感を高めてくれる んです。

👉 次は【Word編】で、実際のフォント設定をやってみましょう(※近日公開)

😄ご受講お疲れ様でした

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